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ひなぎく 4Kレストア版

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Prime Video

ひなぎく 4Kレストア版

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配信状況無料期間と料金
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600円(税込)初回30日間無料13,000作品以上可能3端末-
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142,000作品以上
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Prime Videoの特徴

  • 業界最安値水準のコストパフォーマンス
  • 定番作品の網羅性と質の高いオリジナル作品
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  7. 画面をスクロールし、「特典と会員資格を終了」ボタンを押します。

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  10. 解約手続きが終了すると、プライム会員資格の終了日が表示されます。終了日までは利用を継続できます。

『ひなぎく 4Kレストア版』に投稿された感想・評価

kuu
4.0
『ひなぎく 4Kレストア版』
原題または英題 Sedmikrásky
製作年 1966年。上映時間 75分。
製作国 チェコスロバキア

1960年代チェコ・ヌーベルバーグを代表する一作で、マリエ1とマリエ2という奔放な2人の少女が繰り広げる大騒ぎを、色ズレやカラーリング、実験的な光学処理、斬新な効果音、唐突な場面転換など冒険心に満ちた多彩な手法を用いて描き出した。

映画史の銀河に、ひときわ異彩を放って瞬くアヴァンギャルドの極北。
ヴェラ・ヒティロヴァという孤高の彗星が遺した傑作が、4Kという現代の魔法によって時空を歪め、目の前に鮮烈に舞い降りた。
デジタルリマスターがもたらした光の粒子は、半世紀以上も前の瑞々しい五感を、まるで今朝摘み取られたばかりの果実のように蘇らせる。
 
スクリーンにたよたうのは、懐古主義的なため息ではなく、ポップアートの魂がそのまま呼吸を始めたかのよな、過激で、それでいてあまりに愛らしい迷宮の調べ。
アートみたいな映像は色のズレや、画面がカラフルに変わる不思議なエフェクトがたくさん使われ、おもちゃ箱をひっくり返したよな愛くるしい映像が楽しめる。
突如として反転する色彩、コラージュされる視覚の断片は、均質化された現代のデジタルスケープに心地よい亀裂を入れ、網膜に未知のビートを刻み込んでゆく。
 
この目眩く万華鏡の中心でステップを踏むのは、オーディションという偶然から掬い上げられた、演技未経験の二人の少女――イトカ・ツェルホヴァーとイヴァナ・カルバノヴァー。
プロフェッショナリズムの垢に染まらない彼女たちの、どこか冷ややかで、それでいて奔放な佇まいは、現代のチルな空気感を予言しながらも、時代の重力に抗う不敵なカウンターの光を放っていました。
少女たちのカラフルなファッションやメイクは、今見てもとても個性的でおしゃれに感じましたし、単なるレトロな意匠として消費されることを拒むかのように、彼女たちのまとう色彩そのものが、退屈な世界への可憐な宣戦布告として機能している。
 
1960年代、静かに、しかし確実に地殻変動を始めていたチェコスロバキア。
『プラハの春』の足音が近づく不穏な静寂のなかで、この映画は産声をあげた。
今作がのちに、体制派から、食べ物を粗末にしているという奇妙な大義名分のもと、上映禁止の檻に閉じ込められたというエピソードは、この作品が秘めていた自由への跳躍が、いかに権力の背筋を凍らせたかという、何より雄弁なトリビアにほかならない。
 
この映画が奏でる哲学は、硬苦しい書物の中ではなく、少女たちのステップの足音の中に宿っている。

世界が堕落しているなら、私たちも徹底的に堕落しましょう 

という彼女たちの囁きは、一見すると虚無主義の淵を歩むかのようだけど、彼女たちは、絶望に身を窶す代わりに、既存のシステムという古びた玩具を解体するゲームを始める。
男性中心の社会や大人の常識を、少女たちが笑いと破壊で吹き飛ばす様子が描かれ、それは、記号と意味に縛られた冷徹な世界を、純粋なナンセンスという名の絵の具で塗りつぶしていく、美しくも苛烈な祝祭の記録。
 
境界線を軽やかに飛び越え、意味の奴隷になることを拒絶した二人のひなぎく。
彼女たちの無邪気な高笑いは、画面が静寂に包まれたあともなお、思考の底で、けして消えないさざ波のように、いつまでも、いつまでも響き続ける。。。


金髪のボブにひなぎくの花輪をのせた姉と、こげ茶の髪を2つに結んだ妹。2人はともに「マリエ」と名乗って姉妹と偽り、男たちを騙して食事をおごらせた挙句に嘘泣きして逃げ出したりと自由気ままに生きている。部屋の中でも、牛乳風呂に入ったり紙を燃やしたりとやりたい放題。グラビアを切り抜き、ベッドのシーツを切り、ついにはお互いの身体をちょん切り始め、やがて画面そのものがコマ切れになる。

監督・脚本は、チェコ映画の先駆者であり、チェコ・ヌーベルバーグで最も著名な女性監督ベラ・ヒティロバー。主人公の2人を演じたのは、オーディションで選ばれた素人のイトカ・ツェルホバーとイバナ・カルバノバー。そのほかの登場人物も作曲家やデザイナーなど、プロの俳優ではない面々が務めている。日本では1991年に吉祥寺バウスシアターで初めて正式に劇場公開され、口コミでロングラン上映となった。以降もカルト的人気を集め、2026年3月には製作60年、日本公開35年を記念して4Kレストア版でリバイバル公開される。
4.8
自由が放電してバッチバチほとばしってた⚡️
『タンジェリン』のあの2人に劣らない無敵な2人(マリエⅠとマリエⅡ)
映画というよりポップアートペインティング🎨

サラダを踏みつぶされたくらいで怒らない人間になりたい🥗
シャンデリアを落とされたらちゃんと怒れる人間でいたい

Freedom Sparks with Electric Flashes.⚡️
An Unbeatable Duo Not Outdone by Those Two from 'Tangerine'
More Like a Pop Art Painting Than a Movie.🎨

I want to become a person who doesn't get angry over something as trivial as a salad being trampled! 🥗
I want to be a person who can properly get angry when a chandelier is dropped!
4.1
「カワイイ」の暴走

ヴェラ・ヒティロヴァ監督の「ブラハの春」の2年前の撮られたチェコ・ヌーヴェルヴァーグの傑作

冒頭の戦争による爆撃
そこからのカラクリ人形のようなツインテールのマリエ1と金髪ボブの花冠をつけたマリエ2が登場。

彼女達を彩るポップでキッチュな映像
モノクロからカラートーンへ、彼女達の衝動的に行動を表現したからのようなラディカルな場面転換。
青リンゴや蝶の標本といったちりばめられたモチーフのセンス。
今観ても全く色褪せない素晴らしい中毒的なシーンの連続。
これは定期的にに観なおしたくなる作品です。

レトロでオシャレな「女の子映画」とも言えますが、その枠組みには収まらない、アナーキーなエネルギーに満ちています。

当時チェコスロバキアを覆っていた閉塞的な体制への強烈な「NO」
カワイイ2人のテロリズムです。

男はどこまでいっても彼女達の食いもの

「生産性」と「男性社会」への無邪気な行動は段々とエスカレートしていき…。
豪華な晩餐会の狂宴はまさにスペクタクル!
圧倒的な料理の"破壊"っぷり

観た後に強烈にお腹が空いてしまった。
ある意味飯テロ作品かもしれません。

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