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ヴィヴァルディと私

ヴィヴァルディと私の作品紹介

ヴィヴァルディと私のあらすじ

1716 年、ヴェネツィアのピエタ院。赤ちゃんポストに置き去りにされたチェチリア(テクラ・インソリア)は、母の姿も愛情も知らずにこの院で育ち、毎晩こっそりベッドから抜け出してはろうそくの灯りで、宛名のない母への手紙を綴っていた。院から出て外の世界で暮らすには、母親が迎えに来るか、貴族に見いだされ結婚するかしかなかった。そんな中、ピエタ院にアントニオ・ヴィヴァルディ(ミケーレ・リオンディーノ)がヴァイオリン教師として赴任すると、卓越したヴァイオリンの技術を持つチェチリアを見出し、第一ヴァイオリンのリーダーに任命する。ヴィヴァルディからの厳しい練習に耐え、ヴァイオリンの腕があがっていくチェチリア。いつしか二人は心を通わせるようになる。そんな折、ピエタ院が決めたチェチリアの結婚相手である将校がトルコとの戦争から戻り、結婚が迫ったある日、事件が起こる……。

ヴィヴァルディと私の監督

ダミアーノ・ミキエレット

原題
Primavera
製作年
2025年
製作国・地域
イタリアフランス
上映時間
110分
ジャンル
ドラマ音楽歴史伝記
配給会社
彩プロ

『ヴィヴァルディと私』に投稿された感想・評価

Stando
4.0
イタリア映画祭2026、6本目

俳優たちの演技が自然だった。とくに孤児院での場面は強く残っている。

もっと厳しい環境や対立が描かれるのかと思っていたが、そこにあったのは意外にも人の温かさだった。そのギャップが、この作品全体の空気をやわらかくしている。

音楽を題材にした作品ではあるが、自分はクラシック音楽やその歴史についてほとんど知識がない。それでも、この映画は問題なく成立していると感じた。専門的な背景を知らなくても、ひとつの物語として自然に入り込める強さがある。

歴史や伝記をベースにしていながら、それを前提知識として押しつけてこない点も好印象だった。あくまで映画としての体験を優先している。物語の流れも分かりやすく、序盤から無理なく引き込まれ、そのまま最後まで集中が途切れない。
3.8
イタリア映画祭2026にて。

当時の孤児女性の選択肢のなさに切なくなる。

1716年頃、音楽教育において定評のあるヴェネチア•ピエタ養育院(慈善院)において、音楽教育を務めたヴィヴァルディと、その裏にいた孤児の少女を描く。

ヴィヴァルディといえば、バッハより少しお兄さんのバロック派ですわ。

ヴィヴァルディの教えていた養育院の実態から多少の誇張はあるだろうけれど、女性の扱いが酷い。音楽により貴族から寄附を募り、金持ちの演奏依頼で稼ぎ、音楽ブランドをつけた処女達を年配の金持ちに嫁がせ金を稼ぐ。女性は金持ちに腕を折られても泣き寝入りするしかなく、そして理事らしき男はステーキをくちゃくちゃ食べている(くちゃくちゃ具合が「サブスタンス」を思い出したわ)という…。

彼女は全てを失ったけれど、自由を手に入れたという。しかし、文無しで街に放り出され、手も自由に動かず、出来るのは身売りか。案じずにはいられない。

この作品、練習風景や婦人科診察のシーンで、細かい編集がスピード感やサスペンスの空気を盛り上げ、キレが良かった。

美人で目力のある女性がヴァイオリンを弾く姿には、メラニー•ロランを思い出したわ。この主演テクラ•インソリアは、「アート•オブ•ジョイ」(2024)でも主演を務めており、楽しみ。
イタリア映画祭にて。

面白かった。ヴィヴァルディ「四季」誕生に至るには孤児院で暮らす天才少女との葛藤と交流があった…みたいな話。でも主役はヴィヴァルディではなくその少女チェチリア。
様々な困難や問題に直面するチェチリアと、彼女をサポートするヴィヴァルディ…みたいな話に見える。

原作はティツィアーノ・スカルパの「スターバト・マーテル(→映画のタイトルに変えて今年再販されるらしい)」

「四季」誕生の裏側というか、この時期の出来事にインスピレーションを得て「四季」が誕生したとのことなので、エンドロールまで「四季」は流れない。
ヴィヴァルディが音楽教師として採用された孤児院でチェチリアの才能に気付き友人として師弟として交流が始まるが、チェチリアに起こることがとんでもなく残酷。
女性たちがどれだけ搾取され抑圧された生活に苦しめられていたか。 どこまで実話なのかはわからないが、この時代ならあり得ると思う。
一度妻になると公の場では演奏できないとか理不尽な慣習だな。

これが四季のインスピレーションになったのかという意外さもあり、映画としてはとても良くできていて面白い。

ヴィヴァルディ役のミケーレ・リオンディーノって、サム・クラフリン版「モンテ・クリスト伯」のジャコボじゃないか。あっちでもイイ役やっていたな。

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