ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路の作品情報・感想・評価

「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」に投稿された感想・評価

モーツァルトの姉に着目したのは良いが、いかんせん話が薄い。結局、ナンネルの作品は残っていないから、現代の作曲家によるもの。なんか微妙な作品だった。
megさん

megさんの感想・評価

1.3
なんとも分かりにくい
もちろん大筋は分かるのだけれど、細々は?が多すぎておもしろくない
映像はとてもきれいで、始まりの雪の中のシーンは印象に残る
今年ウィーンを訪ねるので予習のためにと観てみたが、予習になったのかなぁ
ウィーンはドイツ語のはずなのに、この映画はずっとフランス語だったし
いろいろ分からないことが多く、これはナンネル自身も自分の人生がよく分かってなかった、あの時代の女性はそのような境遇の中で自身の人生を理解できてないままだったのだろうかと思うしかない
哀しい旅路 なわけだ

このレビューはネタバレを含みます

忘備録

夢町座さんという小さな映画館で鑑賞。
モーツァルトにナンネルという姉がいたことは全然知らなかった。
ウィーン旅行した時も特に情報が入ってこなかったから有名じゃないのかなあ??それともザルツブルクを訪れたら違ったのかも。

モーツァルト一家は、音楽の才気溢れる子供たち(姉弟)を売りして、欧州各国を演奏しながら回っていた。お父さんがスパルタで、若干子供を食い物にしているようで毒親っぽい…。
当時の音楽家って全然セレブじゃなくてかなり底辺の暮らしぶり。馬車での冬の欧州移動はしんどそう。ナンネルは音楽やってても少しも楽しくなさそう。

ザルツブルク出身っぽいけど、モーツァルト一家の会話はドイツ語じゃなくてフランス語なのかぁ〜と思いながら見ていた。
当時の豪華な衣装や装飾、モーツァルト役の子役のバイオリン演奏シーン(当て振り??)は結構見応えがあった。
ナンネル役の女優さんは14、5歳には見えない大人顔。主役の姉が音楽家として活躍したのが10代までだから、弟・モーツァルト(5歳年下)が終始おチビのままというのは珍しい。

それにしても、かわいそうなナンネル!
両思いのフランスの王子(皇太子?)との恋は実らず、鬱々と作曲に勤しむも、当時女性は作曲を禁止されて自由がきかない。やがて彼女の音楽への情熱は失せていく。
父の元で音楽と歌しか学べず、
「私は普通と違うの」
「(料理もできない)こんな私と誰が結婚するの?」
と嘆くナンネルは、当時貴重であったろう楽譜を暖炉に投げ入れ燃やしてしまう。
音楽をやめて「普通の私」を選んだ瞬間だったと思う。歴史にも名を残すことなく。

(あー、もったいないなぁ!)と思った。料理ができなくたって、普通じゃなくたって、音楽の才能があるナンネルは十分魅力的なのに。
コツコツ努力して続けていた絵画を、美大受験失敗で辞めてしまい、その後なかなかやる気も才気もインスピレーションも取り戻せないまま歳をとってしまった自分と重ねてみると、ナンネルにはそのまま音楽を続けて欲しかった。

そして、その後のナンネルの悲しいエピローグが…。
音楽を辞めた後も父の元で過ごし、32歳で父の勧めで50歳の3人の子持ち男の元に嫁ぐ。晩年は貧困で盲目。弟の作品を守りながら78歳で死去。

悲しい…。
10代まで魅力や才能溢れていても、晩年はどうなるかなんてわからないんだなぁ。彼女がまさかこんな人生になるなんて。

アート系を目指している人が見ると、ちょっと落ち込んでしまう映画。
女性が見ると、やはりちょっと悲しくなってしまう映画。
ストーリーや演出は、よく言えばまったり、悪く言えばメリハリのないぼんやりした印象。主役・ナンネルの存在も、テーマも地味。クラシック音楽が好きな人はいいのかもしれない。好みが分かれそう。

学びもあった。
こんなに特殊な能力、タレント性があっても、昔の人はとにかく貧乏。絶望し疲れながらも、おごることなく生きるしかない。
ほとんどの人々が無名で貧しい暮らしのまま死んでいったんだな。
歴史に名を残せる人や、お金持ちになれる人なんてごくわずか。
私はそれを忘れて勘違いしていた。
現代はお金持ちになるチャンスがあるかもしれない。でも楽して稼ぐとか、うまい話にはウラがあるし、不器用な自分には向いてない。
できることを精一杯やって、今あるものを使って、今いる場所で咲こうと思った。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.0
2012/4/4鑑賞(鑑賞メーターより転載)
あのモーツァルトが父とともに欧州を演奏旅行していた時代を舞台に、彼の影に隠れた感のある姉ナンネルに焦点をあてた映画。弟があまりに天才過ぎたが故に、そして女性の芸術の幅が著しく狭かった時代が故に作曲すること自体認められず、唯一希望を託した恋も結局は弄ばれ、という八方ふさがりな状況がとにかく気の毒で仕方がない。今なら違った人生があるのだろうが...映画としては、もう少しナンネル自身の才能、そしてそれを凌駕するアマデウスの才能を明確に描いて欲しかった。当時の雰囲気の再現度は文句ないだけにやや惜しい。
わさび

わさびの感想・評価

2.5
あのモーツァルトには実は姉が居て、子供の頃は同じようにその才能を持て囃されたが、女性が作曲をする事が良しとされなかった時代のこと、長じるにつれて弟との境遇の差が開いていってしまう……というお話。

人によっては先刻ご承知のお話なのかもしれませんが、わたしは彼女・ナンネルの存在をこの映画で初めて知りました。この題材は興味深い、と思いいそいそと鑑賞。
ところが。
主役の女の子が下手すぎて、気絶するかと思いました。
彼女の親友を演じた女の子もこれまた下手っぴで、重ねて気絶するかと思いました。
調べてみたら、どちらも本作の監督のお嬢さんだそうで……なんだその安易なキャスティングは! 家内制手工業か!

いや、そのナンネルを演じたマリー・フェレさんの、気品がありながらも時折アンニュイな表情が見え隠れするお顔立ちとか、まさにこの時代の絵画に描かれていそうな、色白で丸みがあって柔らかな質感を持つ容姿なんかは、凄く良いと思うのです。が、如何せん台詞が棒読みで、表情にも乏しくて。これは戴けません。

ではお話は良かったのかというと、これまた些か冗長で退屈。
そして肝心の、女性差別の根強かった時代にその才能を活かせずにいた少女の苦悩や、彼女の音楽への情熱が、画面からちっとも伝わって来ません。
上手く起伏をつけられなかった脚本とミスキャスト、これが本作の敗因でしょう(勝手に敗けた事にしてごめんなさい)。
但し、美術や衣裳は美しくて好かったです。幼いモーツァルトを演じた俳優さんのヴァイオリンの腕前も、素晴らしいものでした。
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.0
あの神童=アマデウスことモーツアルトになんと姉貴がいて、また彼女も音楽を志ざしていたというそれだけでもう十分に興味深い。姉モーツアルトは天才型ではなく努力型だったのねほろろろろ
全体にバロック調の音楽がちりばめられていて私好みの作品。

女性が才能を発揮できない時代は、この頃だけでなく、結構長かったはず。

今、女性として自分の才能を活かした仕事をできることに感謝だなー。
Misa

Misaの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

才能があろうと、女性というだけで注目されることは無い。それどころか父からはヴァイオリンを演奏することすら嫌がられる。音楽を学ぶことも拒否される。神童と言われる弟が初めて作った曲には自分も携わっていたのに。そして愛した人は、彼女の作曲した曲を理解し愛することは出来なかった。報われない。
だぶ

だぶの感想・評価

2.0
弟ばっかり注目されちゃって男だったらなー映画

ナンネル…関根まりちゃん系な顔

父親がメガネをかけて地図?を見たら、子供二人が
爆笑した意味がわからん
kay

kayの感想・評価

3.0
女として生まれたために才能を生かせない。夢を捨てざるを得ない。弟の2倍以上の人生を何を感じて生きたんだろう。音楽が良かった。
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