ラピュタ阿佐ヶ谷で。
増村の「偽大学生」を、70年代学生運動を舞台に主人公を女学生に置き換えた形だが、須崎勝弥の脚本は『二十歳の原点』を思わせるリリックな仕上りになっている。
帯盛演出はかっちり…
『偽大学生』を学生闘争が本格した時代にリメイクしたかのような一作、そして主人公を女性にすることで学生たちの思惑や欲望、学校側と学生の駆け引きに振り回され自滅していく悲劇がより強調される。
さらに主…
クライマックスにちゃんとバリケード攻防戦やるのは素晴らしい。火炎瓶の炎を踏み越えて突入してくる機動隊の真俯瞰ショットとかすごい
混乱の中、江田京子が偶然ヘルメットを被ることで「ゲバ子ちゃん」に変身…
帯盛作品の中で1番気合が入った作品。大江健三郎原作増村「偽大学生」よりおよそ10年後の作品だが増村のより傑作に感じた。
全学連と機動隊の衝突に実写ドキュメントに梓英子と峰岸隆之介のドラマが入り乱れリ…
大学受験に失敗した梓英子が落ちた大学の学生運動に巻き込まれ、その大学の新入生と偽り学生運動で目立つ存在になるが、、増村の「偽大学生」とめちゃ類似した設定やん。ってことで、見応えあった!カメラアングル…
>>続きを読む全共闘時代のドキュメントドラマとして結構気合入ってて面白い。河原崎健三の俗っぽいリーダー像はほぼリアルタイムでこういう視線もあったんだと興味深い。まああるだろうな。バリケードの中でもうっすら連帯する…
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