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真紅の文字
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目次

『真紅の文字』に投稿された感想・評価

4.0
泣。無垢な乙女が母となってしまう話は『東への道』らしいが、シェストレムはグリフィスより容赦ないというか更に文学的。
焦点が合ってないような弱々しさで虚空を見つめるリリアン・ギッシュの大きな瞳がラストで天国を眼差す視線へ変わると、彼女を侮蔑の目で睨んできた人々もつられて帽子を脱ぐという極めてグリフィス的なアクションで呼応する。
3.4
これまで何度も映像化されてきた「緋文字」の最も古い長編作品。
監督シェストレム、主演にリリアン・ギッシュとラルス・ハンソンという「風」(1928)と同じメンツ。

17世紀のボストン、厳格なピューリタンの多いこの土地で奔放なへスターは孤立ぎみ。夫も数年前に家出して消息不明。
そんな中で牧師と恋仲になり妊娠してしまいいよいよ村八分。
彼女は姦通の証としてA(Adulteryの意)の文字を服に付けられてしまう…。

ベーシックながらも非常に良くできている。シェストレムによる社会派文芸作品の流れはインゲボルグ・ホルムからか。
シェストレムというと幻想映画のイメージだけど、ドラマも抜群に上手い。

そして例によってリリアン・ギッシュの表情が最高。どうしてこんなに不幸な役が似合うのでしょう。
真紅の文字、その色はきっと分からないんだろうなあモノクロだし。そんな心配をしてました。

「へスター(リリアン・ギッシュ)は咎められるべきです!」

「お前は神聖な日を穢した。」

安息日に走り跳ねたことにより、手枷足枷のうえ晒し者になります。これ、そんなに悪いことしてる?あんまりじゃない?閉鎖的で頭の固い社会ってのは、これだからたちが悪い。

恋は、するものじゃなくて落ちるもの

理性に信仰心にしがみついたとしても情熱に打ち克つことができなくて、見事に落ちていきます。これはしょうがない。だって人間だもの。でも、その秘密は怒られちゃうよなあ。可哀想なんだろうけどさ。

公開大裁判がすごい。そして二人だけの会話がせつない。

真紅の文字「A」それは恥辱の烙印で、一生背負っていかねばならぬ業の証。スーパーマンの「S」よりもずっしりと重くてそしてやりきれない。やがて苦難の月日は流れていって、ある日唐突に運命の歯車は回り出すのです。

どうなるのこれ?

4人の運命が交錯するシーンは息をのみました。

恐るべき復讐劇にのめり込んでしまいました。

これはもう殺すしかない…

恐ろしい

恐怖の水責めシーソーを挟んでからのあのラスト、真紅の「A」なるほどそうくるかぁ。

リリアン・ギッシュが輝いていましたね。悲劇という名の舞台の上で咲き誇っていました。

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3.0

あらすじ

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上映日:

2017年07月22日

製作国:

上映時間:

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ジャンル:

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