泣。無垢な乙女が母となってしまう話は『東への道』らしいが、シェストレムはグリフィスより容赦ないというか更に文学的。
焦点が合ってないような弱々しさで虚空を見つめるリリアン・ギッシュの大きな瞳がラスト…
ベルイマンが敬愛したサイレント時代のスウェーデン人監督が、リリアン・ギッシュに依頼されて撮った、アメリカ古典文学の映画化。
牧師と姦通の罪を犯したプリンは子供の父の名を明かさず、辱めに堪えて生きて…
19世紀アメリカ文学を代表するホーソーンの小説「緋文字」(1850)の映画化。リリアン・ギッシュ(当時33歳)が自らの主演作として企画し、監督をスウェーデンのヴィクトル・シェストレムに依頼、共演も同…
>>続きを読むこれまで何度も映像化されてきた「緋文字」の最も古い長編作品。
監督シェストレム、主演にリリアン・ギッシュとラルス・ハンソンという「風」(1928)と同じメンツ。
17世紀のボストン、厳格なピューリ…
安息日に跳ねていたという理由から近隣住民からやっかまれるヘスター
牧師はそんな彼女を諭す内に惹かれていき…
彼女と結婚したい牧師に対し、人妻である事を告白
そのまま牧師は渡英、ヘスターは彼の子を孕り…
真紅の文字、その色はきっと分からないんだろうなあモノクロだし。そんな心配をしてました。
「へスター(リリアン・ギッシュ)は咎められるべきです!」
「お前は神聖な日を穢した。」
安息日に走り跳ね…
ヴィクトル・シェストレム監督作品。
17世紀中頃のアメリカニューイングランドの清教徒の集落。リリアン・ギッシュ演じるヘスターは少しおてんばであったため、宗教に厳格な他の村民から目の敵にされていた。ラ…
サイレント映画だからこそ表情だけで感情に訴えかける演技、キリスト教における姦通の罪をテーマにした悲恋、そしてピアノ生演奏が相まって涙が出そうになった。
なかなか見る機会が無いくて埋もれてしまうような…