ある大阪の女を配信している動画配信サービス

『ある大阪の女』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

ある大阪の女
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

ある大阪の女が配信されているサービス一覧

『ある大阪の女』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

ある大阪の女が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『ある大阪の女』に投稿された感想・評価

HK

HKの感想・評価

4.0
団玲子は父親の金策に恋人を頼るが役に立たず。仕方なく社長の妾となる。やがてそれが社長夫人にバレ、バーの女給になることを余儀なくされるが、元カレに貢いだ挙げ句、殺人未遂を犯すに至る…というこの作品は溝口健二『浪華悲歌』(36)のリメイクだが、現代的にアレンジされたのとは別に変更された箇所がある。それは、ラスト。オリジナルでは、家族から責められた主人公が、だからどーした!と開き直って終わる(らしい。観てない)。本作では、ダメ親父から「もう一度みんなで頑張ろう」などと慰められるのを尻目にこう言い放つのだ。「今度はもっとうまいことやったるわ!」カッコいい、惚れ惚れする。というか、この団玲子に惚れない方がどうかしている。悪いのは彼女じゃない、いつだって社会の方だ。
人間不振になるなあ。
戦後モダン派の隠れた佳作 須川栄三「ある大阪の女」

先日観た「野獣死すべし」の須川栄三作品だから観ました。タイトルだけ見れば多分無視してたでしょう。全然食指が動きませんから。

まず驚いたのがかの大御所溝口健二「浪華哀歌」のリメイクだということ。当然依田義賢先生のシナリオに須川流の味が加味され生まれ変わった逸品です。

60年代だからフランスヌーヴェルバーグ全盛期。その頃我が日本は中平康、川島雄三、鈴木清順らの戦後モダン派全盛期。団令子演じるアヤコは明らかにその時代の申し子です。

小沢栄太郎や藤原釜足、川崎敬三という当時の大スターたちが見事に団令子を引き立ててます。


途方もない傑作でないだけに歳月の中に埋もれてしまう作品でありますがこんな映画を発見することに日本映画の醍醐味を感じます。