ある大阪の女の作品情報・感想・評価

ある大阪の女1962年製作の映画)

製作国・地域:

3.3

『ある大阪の女』に投稿された感想・評価

3.8

溝口健二監督『浪華悲歌』のリメイク作とのこと。あちらより重苦しい空気感は薄く、カラッとした逞しい女性を団令子が好演。

父・藤原釜足の唐突な改心にはあの反応も仕方なし。

大映から招かれた川崎敬三の…

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kyn
3.0
買った電蓄で東京ドドンパ娘聴きながら踊る団令子。
大阪南の海の側の町の汚さ。
大阪球場でダフ屋してる藤田まこと。
靴を放り投げて海に走っていくシーンが素敵。
最後まで団令子が可哀想。

溝口「浪花悲歌」のリメイク。舞台を62年大坂に移した。64年の東京オリンピック景気はあまり大阪には届いていないようだ。貧しいOLの団令子。気が弱いくせに、したたかな恋人、川崎敬三。渋顔が一転。幸福顔…

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戦後モダン派の隠れた佳作 須川栄三「ある大阪の女」

先日観た「野獣死すべし」の須川栄三作品だから観ました。タイトルだけ見れば多分無視してたでしょう。全然食指が動きませんから。

まず驚いたのがかの…

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HK
4.0

団玲子は父親の金策に恋人を頼るが役に立たず。仕方なく社長の妾となる。やがてそれが社長夫人にバレ、バーの女給になることを余儀なくされるが、元カレに貢いだ挙げ句、殺人未遂を犯すに至る…というこの作品は溝…

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