「宇宙戦争」やら「禁断の惑星」など、SFの秀作が次々発表された50年代。
この作品もひっそり公開されているが、スルーするのは勿体無い。
何といっても特撮はかのレイ・ハリーハウゼンが担当しているのだ…
いろんな映画を見てきた今では物足りないんだけど、公開当時、大きなスクリーンで見ていたならたぶん夢中になっていたんじゃないかなと思う。
インデペンデンスデイとか、何年も後に作られた作品群とあらすじが大…
100本目に選んだのは、古典SF映画の名作。
まず、タイトルが好き。
レイ・ハリーハウゼンの特撮映像がこの時代にして高度な技術で見応えあり。
脳波を操る宇宙人とか、無機質な空飛ぶ円盤とか、今見…
モノクロで画質が悪かったものの、1956年とは思えない特撮技術の高さ。
惜しげもなく勿体ぶらず大胆にUFOを出してくるのが素晴らしい。
宇宙人が地上に降り立った瞬間撃っちゃう地球人の野蛮さがなんとも…
まだまだSFが市民権を得られずキワモノに分類されていた時代、やっぱり「地球の静止する日」くらいに重厚な社会派の作品など一部の例外を除いてはこういうトンデモ作品が多く、だからこそ地位が低かったのだなと…
>>続きを読む B29や管制塔の車窓に円盤が迫ってくるショットがいい。爆撃機や戦闘機の墜落映像へのはめ込みにも違和感がないし、こういう主観性を大事にした合成はアメリカがうまいよね。
全体の抽象度がちぐはぐだから…
『宇宙戦争』あたりより、よっぽど日本特撮に影響デカいような。
敵星人もザラブ星人みたいだし。
こんな擦り倒したようなユルイ外見のUFOでも、目の前にヌラっと現れて爆撃しまくる無慈悲な怖さっていうの…
【これぞ「空飛ぶ円盤🛸」】
ほぼアダムスキー型の空飛ぶ円盤が地球の各所を襲撃する。
対抗してマービン博士の開発した超音波銃で円盤のコントロールを失わせ墜落させる作戦に出て、これが最終的にはまん…