手嶌葵さんの映画カバー曲CDからチョイス第六弾🎶
……とその前に、明日の7月7日は待ちに待った手嶌葵さんのコンサート✨✨✨ヾ(｡>﹏<｡)ﾉﾞ
やっと手嶌葵さんの生歌を聴けると思うとドキドキして緊張してます🎶（；^ω^）
そして今回は手嶌葵さんの原点とも言える神曲で、ベッド・ミドラーの「ローズ」です。

🥀あらすじ
60年代の最大の女性シンガーといわれたジャニス・ジョプリンをモデルに、ベトナム戦時中のアメリカを舞台に、酒と麻薬に溺れながらも歌いつづけた女性ロック・シンガー「ローズ」の愛と激情の人生を描いています。

🥀感想
凄い作品です✨✨Σ(ﾟДﾟ)
ベッド・ミドラーの演技と歌唱に圧巻！！
まるで取り憑かれた憑依の様な演技力と迫力ある歌唱力に注目です✨🤔

歌手ローズはライブで立つと、ド派手な歌唱力とパフォーマンスで客を圧巻させた。
栄光と金と自由…簡単には手に入らない物を手にした彼女だが、過密スケジュール
により、『ローズ』という別の自分自身を作らなければならなかった…。

本当の自分は違った…。
栄光と自由をもらっても何処か満たされない空虚な気持ち…。
本当は寂しがり屋。
繊細からなる精神的な弱さを抱えていた…。

彼女はただただ、純粋な愛が欲しかった…。
その愛を上手く伝えられなかったド不器用な女性…。
そしていつの間にか…大切な人はいなくなってしまい、自ら恐れる孤独のスパイラルにハマってしまった…。
結局最後の道はお酒に煙草にドラッグで逃げてしまった…。

我が儘で暴走してヒステリックな所は共感出来ないし、本作の合う・合わないははっきり言ってあります。
…でもこの演技力と歌唱は一度は観るべき作品とも思いました✨

そしてラストの歌声は心から放つ魂の叫び…圧巻の歌声！！
……だけど…何処か切なくて…哀しかった…。
ローズの孤独が伝わったのか…悲しみが伝わったのか…。
ただ…哀しかった…。

🥀ローズのモデル
モデルはジャニス・ジョプリン（1943〜1970）
1960年代後半のアメリカにおける破滅型女性ロック歌手。
容姿にコンプレックスを抱えながらも、舞台でパフォーマンスで大観衆の喝采を浴びている時だけが気分が高揚して安心していられる時間であり、舞台から降りて一人の時間になると耐えられないほど愛を求め、孤独と不安に苛まれていた。
そしてその事を逃げるかのように、ドラッグの過剰摂取により亡くなってしまった…。
そういった部分ではローズと重なる部分があります。
栄光による光と闇…。そう感じます…。

活動期間はたったの4年だが、
ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な歌手100人中28位
ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト100人中46位
Q誌が選ぶ歴史上最も偉大なシンガー100人中17位
等々と伝説の歌手としての爪痕を残す。
YouTubeでもその魂を叫ぶ様な歌声は必見です✨

※この作品は元々『パール』（ジャニス・ジョプリンの遺作のアルバム名）というタイトルでジャニス・ジョプリンの生涯に基づいた実話伝記映画でしたが、彼女の家族がプロデューサーに物語の権利を拒否した為、映画の脚本は改訂され、フィクション化された。

🥀ローズ
本作のエンディング曲であり、多くの方がカバーされている神曲です✨✨
この曲を歌うベッド・ミドラーはグラミー賞にも受賞されています。
そしてこの曲は手嶌葵さんの原点であり、
辛い時期の心の支えとなった曲でもあります✨

手嶌さんが歌ったデモテープがヤマハの関係者→スタジオジブリの鈴木プロデューサー→宮崎吾朗監督へと渡り、見事新人として、ゲド戦記、コクリコ坂から等のジブリ作品やその後に明日への手紙（月九ドラマ　いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう）、ただいま（綾瀬はるか出演　天国と地獄）等の有名ドラマの主題歌等と抜擢と歌声に爪痕を残します✨

Some say love It is a river
愛とは川のようなものだという人がいる

that drowns the tender reed
ひ弱な葦（あし）を溺れさせてしまう様な川

Some say love It is a razor
愛とは刃物のようなものだという人がいる

that leaves your soul to bleed
あなたの心に血が出てしまう程の傷を残してしまう

Some say love It is a hunger
愛とは飢えのようなものだという人がいる
An endless aching need

それは終わりが無く、疼く欲のような

I say love It is a flower
私にとっては愛とは花のようなものだと
And you Its only seed
そしてあなたが花の種なのである

It's the heart, afraid of breaking
傷つくことを恐れている心
That never learns to dance
それでは踊りを学ぶことができない

It's the dream, afraid of waking
それは目覚めることを恐れる夢
That never takes the chance
それではいつまでもチャンスを掴むことができない

It's the one who won't be taken
人は、縛られるのを嫌い…
Who cannot seem to give
それでは与えることができない…

And the soul, afraid of dying
それは死を恐れる魂
That never learns to live
それでは生きることを学べない

When the night has been too lonely
夜がとても孤独で寂しすぎた時
And the road has been too long
そして道が、とても長過ぎた時

And you think that love is only
あなたは思う　愛とは…
For the lucky and the strong
幸運と強さのためだけのものだと思うのなら

Just remember in the winter
そんな時に思い出してみて…
Far beneath the bitter snows
冬の厳しい雪の下に

Lies the seed that with the sun's love
横たわっている種は太陽の愛（恵み・光）によって
In the spring becomes the rose
春にはバラを咲かせるでしょう

この和訳歌詞を読むと、本当に歌手ローズに捧げた様な曲だと、改めて実感致します。
この曲が多くの方の心に響き、何度もカバー曲もされるのも納得です。

また、ジブリ関連として『おもひでぽろぽろ』では高畑勲監督が訳詞として、「愛は花、君はその種子（たね）」という曲目で都はるみさんが歌っています✨

やさしさを　押し流す
愛　それは川
魂を　切り裂く
愛　それはナイフ
とめどない　渇きが
愛だと　いうけれど
愛は花　生命の花
君は　その種子

挫けるのを　恐れて
躍らない　きみのこころ
醒めるのを　恐れて
チャンス逃す　きみの夢
奪われるのが　嫌さに
与えない　こころ
死ぬのを　恐れて
生きることが　出来ない

長い夜　ただひとり
遠い道　ただひとり
愛なんて　来やしない
そう　おもうときには
思い出してごらん　冬
雪に　埋もれていても
種子は春　おひさまの
愛で　花ひらく

この訳詞も深くて素晴らしい歌詞です✨(๑•̀ㅂ•́)و

🥀キャスト
監督はマーク・ライデル（フォー・ザ・ボーイズ、さよならさよならハリウッド、ロング・グッドバイ、ディーン）

ローズ役のベッド・ミドラー（ホーカス・ポーカスシリーズ、フォーエバーフレンズ、フォー・ザ・ボーイズ、ファースト・ワイフ・クラブ、ハート・オブ・ウーマン、ステラ）

プロデューサーラッジ役のアラン・ベイツ（プロフェシー、トータル・フィアーズ）

恋人ヒューストン役のフレデリック・フォレスト（地獄の黙示録、フォーリング・ダウン）

ビリー・レイ役のハリー・ディーン・スタントン（マイ・フレンド・メモリー、アベンジャーズ、ストレイト・ストーリー、グリーンマイル、エイリアン、ワイルド・アット・ハート）

若き兵マル役のデビットキース（愛と青春の旅立ち、メジャーリーグ2、ハートオブミュージック、エネミー・ライン、デアデビル）

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ベット・ミドラーの演技とライブパフォーマンス、そしてエンディングに流れる”The Rose” こそ良かったが、トラブルばかり起こす、気性が荒いめちゃくちゃすぎる主人公のローズを好きになれなく、終始イライラした。

激情がトゥーマッチなローズの半生
こりゃあ付き合うの大変😩
エルトン、フレディなどのモノマネ映画と比べるとジャニス感は希薄
でもベット・ミドラーは圧巻のパフォーマンス🎤
電話ボックスでの遠目で炎だけ見えるドラッグ描写は見事
ラストはドラマチックすぎてちょい冷める
ローズのライブver.観たかった😥ｻﾞﾝﾈﾝ

• #1980年公開作品