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キッズ・オールライト

キッズ・オールライトの作品紹介

キッズ・オールライトのあらすじ

同じ男性から精子提供を受け、それぞれが出産したふたりの子供と暮らす同性カップル・ニックとジュールス。18歳になり、大学に進学することになった姉のジョニと15歳の弟・レイザーは、1度も会ったことのない医学上の父親にこっそり会いに行くのだが…。

キッズ・オールライトの監督

リサ・チョロデンコ

原題
The Kids Are All Right
製作年
2010年
製作国
アメリカ
上映時間
107分
ジャンル
ドラマ恋愛

『キッズ・オールライト』に投稿された感想・評価

3.9
【戴冠!ゴールデン・グローブ賞】
 ~オスカー前哨戦を制した作品たち

◆第68回(2010)G.グローブ作品賞受賞
 (ミュージカル・コメディ部門)
◆同年のアカデミー作品賞
『英国王のスピーチ』

〈見処〉
①低予算映画、世界を駆ける
・『キッズ・オールライト』(原題: The Kids Are All Right)は、2010年に製作されたコメディ映画。
・舞台は米国、南カリフォルニア。同性婚カップルのニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)は、精子提供を受け、娘ジョニと息子レイザーを出産。
・ある日、15歳の弟レイザーは、大学進学で家を出る18歳の姉ジョニに父親捜しを持ちかけ、レストランのオーナーを務めるポール(マーク・ラファロ)が精子提供者だと突き止める。気さくなポールは2人とすぐに打ち解け、子供たちの行動を知ったニックたちはポールを食事に誘うが…。
・本作はハリウッドの名優3人の豪華キャストにあるが、製作費はわずか400万ドル、
主要撮影も23日間で完了した「小規模作品」。
・2010年7月に北米7館で限定公開されたが作品が、興行面と批評面ともに高評価を受け、最終的に994館まで拡大公開。ゴールデン・グローブ賞を含む賞レースの台風の目となった。

②3人の名優、ここに集う
◆アネット・ベニング
現在も『キャプテン・マーベル』(2019)などのハリウッド大作まで活躍を続ける、4度のノミネートを誇る「アカデミー未受賞の名優」。代表作は『アメリカン・ビューティー』(1999)
◆ジュリアン・ムーア
アカデミーノミネート5回、うち『アリスのままで』(2014)では主演女優賞を受賞する大女優。近年も『ハンガーゲーム』シリーズに出演するなど、出演作品幅の広さはハリウッド有数。
◆マーク・ラファロ
バーテンダーから転身した変わり種俳優。
マイケル・マンの『コラテラル』、デヴィッド・フィンチャーの『ゾディアック』、マーティン・スコセッシの『シャッター アイランド』など大作の脇役にてキャリアを重ね、本作にて初のアカデミー・ノミネートにより、2012年の『アベンジャーズ』にてハルクに抜擢。アカデミー3回ノミネートを重ねるスター俳優に。

③結び…本作の見処は?
○: 新しい形の家族愛。悪人がいないドラマで、大人3人に子供2人の計5人に対する10個の人間関係が全て描かれている。心地好いまま、鑑賞が終えられる佳作。
○: 主演3人のイメージそのままの配役。素晴らしいキャスティング。
○: 『アリス・イン・ワンダーランド』の
ミア・ワシコウスカと、『ハンガー・ゲーム』のジョシュ・ハッチャーソン。ブレイク前の子役2人の演技は印象的。
3.6
▪️Title : 「キッズ・オールライト」
Original Title :「The Kids Are All Right」
▪️Release Date:2011/04/29
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards : 第68回ゴールデングローブ賞 ミュージカル・コメディ部門 作品賞 主演女優賞
▪️Appreciation Record :2020-144 再鑑賞
▪️My Review
レズビアンの夫婦、その親子、精子提供者、色々な愛の形があって、家族がある。そんな中で普通ってなんだろう?そう問いかけている作品です。
本作は、ある風変わりな家族を通し、真の愛情や家族のあり方を見つめた人間ドラマです。長年共に暮らしてきた同性カップルの子どもたちが、自分たちの父親を捜し始めたことから起きる騒動をコミカルに描いています。
全体的な雰囲気は明るく描かれていますが、シリアスなシーンも多くあり、それぞれの立場でいろいろな感情が渦巻いて、家庭崩壊の危機にぶち当たりますが、それにたくましく向き合っていく姿は大変だけど、力強さを感じました。
本作、キャスティングが面白い。実力派女優のアネット・ベニングとジュリアン・ムーアがカップルにふんするほか、共演にはマーク・ラファロ、ミア・ワシコウスカら豪華な顔ぶれがそろっています。
物語は。。。
同じ父親を持つジョニ(ミア・ワシコウスカ)と弟レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)は、それぞれの母親と一緒に仲良く幸せに暮らしていました。そんなある日、自分たちの精子提供者ポール(マーク・ラファロ)の存在が気になり始めた姉弟は、2人で彼を訪ねます。そのことがそれぞれの母親ニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)に知れたことから、家族の関係が。。。
やはり精子提供者にも父性は起きるのでしょうか。子供たちも父親に対してのように愛を感じるんでしょうか。。
そんなことを考えながら、色んな愛の形があることを考えさせられる作品です。

▪️Overview
アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロら豪華キャスト共演のファミリー群像劇。ニック(ベニング)とジュールス(ムーア)は結婚して、南カリフォルニアで暮らすレズビアンのカップル。彼女たちにはそれぞれ子供がいて、家族4人で暮らしているが、ジュールスの息子で弟のレイザーは、大学進学で家から出てしまう姉のジョニに頼み込み、自分たちの父親(人工授精の精子提供者)を一緒に探しだそうとするが……。共演にミア・ワシコウスカ、ジョシュ・ハッチャーソン。監督は「しあわせの法則」のリサ・チョロデンコ。(引用:映画.com)
えし
3.5
ユキミナガノさんは日系スウェーデン人。

中年レズビアンカップルは、各々が同じ精子提供者の精子で出産をしており、一男一女をもうけ暮らしていた。
女の子が18歳になり、弟から実の父親に会ってみたいから連絡を取ってほしいとせっつかれていた。
2人の母親には内緒で実の父親に会いに行く2人だったが…

どの人の目線で今作を見るかによって、受け取り方が違うんじゃないかな。
僕は勝手な家族にクチャクチャにされた男の話と受け取りましたが、人によっては倦怠期を迎えたカップルの話にも感じられるかも。
ジュリアンムーアのパワフルな演技が印象的。
レズビアンの方が運転する車といえばボルボかスバルのイメージがあるなぁ。本作はボルボでしたね。

ザシネマ2018/6/20。

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