手嶌葵さんの映画カバー曲CDからチョイス第三弾🎶
今回は何度か再観賞レビューしている大好きな作品である秘密の花園から、リンダ・ロンシュタットの“ウィンター・ライト”です🎶
そういえば、この映画も観るきっかけが手嶌さんの影響でしたね🎶
加えて、手嶌さんのカバー曲の中でもBESTに入る程のお気に入りです🎶

🌷🌹あらすじ🪻🪷
両親の愛を知らず、地震で両親が亡くなっても涙は流さず、無表情でわがまま、偏屈な主人公メアリー。
叔父･病弱の従兄弟が住む屋敷に住むことになったが、最愛の奥様を亡くなったショックで雰囲気が真っ暗で不気味な屋敷となっていた。
そんな中、メアリーは奥様が大切にし、今は封印されている荒れ果てた花園を出会う…。

🌷🌹感想🪻🪷
何度観ても心が洗われます✨✨
魔法も無いのに、世界観が何故かファンタジーの雰囲気に…。
児童文学が原作なので子どもは勿論ですが、結構大人向けの作品でもあります🎶

ただ、本作はレンタルアルバイト時代でのちょっとした心残りの作品です…。
本当に素敵な作品なんですけど、当時オススメしてもあまり借りられませんでした。
(数年間のレンタルアルバイト期間でたった数回💦)
だからこそ個人的に多くの方に観て欲しいと強く想う作品でもあります💦

英国の雄大な自然に囲まれ、冷たく湿った霧に覆われた冬の雰囲気の中にある暗く不気味な館と封印された荒れ果てた花園だった…。
春と共に秘密の花園が美しく再生した時、大人も子供も皆の悲しみ、暗さ、荒んだ心がまるで花が咲き誇んだかの様に癒され、未来が輝く様な希望の光を取り戻していく…。

そんな花が咲き始める春のシーンと美しいコーラスと共に復活を遂げた花園のシーンは個人的にお気に入りで必見です✨✨(๑•̀ㅂ•́)و
観ている側も心が洗われたかの様に浄化され、リラックスとした優しい気持ちになれる名作ですね✨

🌷🌹キャラクター🪻🪷
キャラクターが魅力的❗
三人の子役達の演技と一人一人が成長していく姿が必見ですね🎶
…
・メアリー
我儘で世間知らずで分かりやすい位のツンデレ少女💦
過去の悲しみと愛をなくした影響もありますが、少しずつ成長していく姿が心打たれます。

※メアリーを演じていたケイト・メイバリーは当時、髪が短かったのでかつらを被っていた。
また、ケイト・メイバリーはスポーツの試合に出場が出来なかったので、偶々やっていたオーディションで見事受かってしまった演技ド素人。
そのオーディションの中にはキルスティン・ダンストも参加されていたそうです。

・コリン
メアリーの従兄弟（メアリーの父親とコリンの母親）でこちらもメアリーに負けてない位に頑固者な我儘少年だけど、それは病気による引きこもりと悲しい過去による影響💦
…でもメアリーと共に成長していきます。

※コリン役の候補として、イライジャ・ウッドが挙がっていた。
また、米国映画のみの秘密の花園の続編「BUCK TO THE SECRET GARDEN」ではメアリーとコリンは結婚しています。

・ディゴン
動物たちを愛する少年で我儘な二人を中和するかの様な存在の心優しい少年。
心傷ついた2人にとっての大切なサポートキャラ✨
そして毛虫を食べちゃうという強者💦

・マーサ
メイドでメアリーのお世話係でディゴンの姉。
我儘なメアリーの心を開かせ包み込む心優しき菩薩の様な女子。
個人的にお気に入りキャラで、観た方達は高確率で好きになります✨

・メドロック婦人
初めて観た時は確実にマクゴナガル先生（ハリー・ポッター）にしか見えなかったです💦
笑顔の無い厳しいメイド頭で嫌なキャラなんですけど、ラストの泣きながらの笑顔は狡い💦
絶対に悪者じゃないですよ💦(¯―¯٥)

そしてキャラクターだけじゃなく、動物達や虫等にも注目です✨（ここ重要！）

🌷🌹ウィンター・ライト🪻🪷
テーマ曲でもあるウィンター・ライトは神曲であり、聞くと一瞬で冬の世界になり、心の底から凄く癒され、何度聞いても浄化されます✨
個人的に絶っっっ対に聞いてほしい名曲です✨✨

以下、和訳歌詞です🎶

Hearts call
Hearts fall
Swallowed in the rain

心の声が呼んでいる …
心が雨に包まれて吸収している…

Who knows
Life grows
Hollow and so vain

人生が虚ろで、全く無益なままで育つということを誰も知らない…

Wandering in the winter light
The wicked and the sane

悪しきものと正しきものが、冬の光の中をさまよいながら

Bear witness to salvation
And life starts over again

救済の証人を連れてきて、
そこから人生が再び始まる …

Now the clear sky is all around you
Aah aah

今、晴れ渡った空があなたを包み込んでくれる…

Love's shadow will surround you
All through the night

そして愛の影が一晩中あなたを取り巻くでしょう…

Star glowing in the twilight
Tell me true

黄昏の中で輝く星よ…
私に真実を教え、希望の声がささやきかけるから…

Hope whispers and I will follow
Till you love me too
Ah ah ah

あなたも私のことを愛してくれるまで追いかけていくでしょう

美しいかつロマンチックな歌詞✨✨
加えてリンダ・ロンシュタットの素敵な歌声が別世界へと誘ってくれる…。
個人的に大絶賛な曲ですが、そんな手嶌葵さんのカバーもテンポをゆっくりして、まるで子守唄の様な聴き心地✨
また、サラ・ブライトマンのカバー曲もオススメです🎶

🌷🌹キャスト🪻🪷
監督はアグニエシュカ・ホランド（太陽と月に背いて、ソハの地下水道、赤い闇、奇跡の詩　サード・ミラクル）

プロデューサーはフランシス・フォード・コッポラ（ゴッドファーザーシリーズ、ジャック、地獄の黙示録、レインメーカー、ヴァージニア）

メアリー役のケイト・メイバリー（ネバーランド）

コリン役のヘイドン・プラウス

デュゴン役のアンドリュー・ノット（ブラック・ビューティー、レイチェル、ヒストリーボーイズ）

メイドのマーサ役のローラ・クロスリー

メドロック婦人役のマギー・スミス（ハリー・ポッターシリーズのマクゴナガル先生、天使にラブソングをシリーズ、ダウントン・アビーシリーズ、ナニー・マクフィーの空飛ぶ子ブタ、ファースト・ワイフ・クラブ、ラヴェンダーの咲く庭で）

役のジョン・リンチ（スライディング・ドア、父の祈りを、名犬ラッシー、HuluオリジナルドラマTHE HEAD（山下智久・福士蒼汰出演））

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▪️Title : 「秘密の花園（1993）」
Original Title :「The Secret Garden」
▪️First Release Year:1993
▪️JP Release Date :1993/10/09
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-382 再鑑賞
🕰Running Time:101分
▪️My Review
心が前に向く、そんな素敵な作品ですね。病弱で歩けないコリンが気持ちの持ちよう一つで歩けるようになり元気になり。。。やっぱり前を向くその気持ちが一番大切だということを教えてくれる作品です。そのきっかけになるのが秘密の花園。生あるもの、美しいもの、それらはやはり前を向くパワーを与えてくれるんですね。
本作は、バーネットの有名な児童文学を基に、フランシス・コッポラが製作総指揮、ヨーロッパの女性監督ホランドが初めてハリウッドで監督した、ジュヴナイル作品です。奇をてらうこともなく、原作に忠実に、女性監督らしいきめ細かさと優しさで創りあげられた秀作です。
ストーリーを通じて、子供達は愛や生きることの意味を知る成長をはじめます。映像はとても美しく、利発な子供たちの姿を丁寧に描いています。本作は、ワクワクする心を持ち、明るく考えて前に進む勇気を与えてくれます。ジュブナイル作品の枠を超えて新鮮な感動を与えてくれるそんな作品です。
そして、ケイト・メイバリー、アンドリュー・ノット、ヘイドン・プラウズ。三人の子どもたちの演技が自然で、ほんとにうまい。やはり子どもは素直に物語の世界に入るからこんな演技ができるんですよね。
物語は。。。
非常に裕福な家庭に生まれ、インドで過ごす少女メアリー。しかし、両親の死によってインドから英国へ戻って来たメアリーは、伯父の邸宅へ引き取られることとなります。しかし、その広大な屋敷は、妻を亡くした伯父と、病弱ないとこが住む、もの悲しい場所でした。あるとき、メアリーは、長い間、閉ざされたままになっている庭園を発見します。メアリーは大人に秘密でその庭園を蘇らせようと心に決めます。そして、春になり、信じられないような奇跡が起こるのです。。。

▪️Overview
両親を失った孤独な少女が、封印されていた花園を蘇生させ、周囲の人々と共に生きる喜びを取り戻していく姿を描いたヒューマン・ファンタジー。監督はアニエシュカ・ホランド。製作はフレッド・フックス、フレッド・ルース、トム・ラディの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーはフランシス・フォード・コッポラ。「小公子」「小公女」で世界的に有名な児童文学作家フランセス・ホジスン・バーネットの同名小説をもとに、「アダムス・ファミリー」のキャロライン・トンプソンが脚本を執筆。音楽はズビグニエフ・プレイスネルが担当。主演は米英両国で行われたオーディションで選ばれた3人の子役たちイギリスのテレビドラマに出演していたケイト・メイバリー、イギリスの劇団に所属し舞台やテレビで活躍していたアンドリュー・ノット、まったく演技の経験が無かったヘイドン・プラウズ。他に「天使にラブ・ソングを…」のマギー・スミス、「キャル」のジョン・リンチらが共演。（参考:映画.com）

1911年の小説『秘密の花園』の1993年の映画化。

超ベタだけど、良い話しだし、安心して観られる良作。

お金持ちだけど、わかりやすく不幸に育ち、
そして、お嬢様なのに人と接する機会の少なく、わがままで、笑顔のない10歳の少女、主人公のメアリー。

主人公のいとこ。病弱で車椅子、一度もお屋敷からでたことのない10歳の少年、コリン。

家政婦のマーサの弟で自然を愛するディコン

の3人の子どもたちの交流でそれぞれの子どもたちが成長していく。

ちゃんと「秘密の花園」がキーになってるし、
怖い家政婦長のメドロックも含めて、
きっちりとつくられている作品。

映像も1993年なので、現代と比べるとやや甘い部分もあるけど、「秘密の花園」などちゃんと綺麗だし、

私の好きなタイプの映画ではないけど^^;
よくできた映画。

※車椅子の子が歩けるようになったり、ペーターみたいな男の子がいたり、ロッテンマイヤーさんのような家政婦がいたり、「アルプスの少女 ハイジ」っぽい点もあるけど、こうしたことは当時のストーリーの王道ってことで^^;