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イエローキッド
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『イエローキッド』に投稿された感想・評価

Benito
3.7
【 ここから始まった真利子哲也 】

真利子哲也監督の東京藝術大学大学院卒業制作にして、長編映画デビュー作品。

それにしても役者が揃ってる。
遠藤要(見習いボクサー)、岩瀬亮(漫画家)、町田マリー、波岡一喜(過去のチャンプ)、でんでん(ボクシングジムの会長)など。

都会で痴呆症の祖母と生活を送るボクサー志望の男。彼が通うボクシングジムに漫画家が取材に訪れ男をモデルにして描くことになるのだけど、そこで描かれていく漫画の世界と見習いボクサーが生きている現実の世界がじわじわ交錯し始めるあたり、胸糞悪いキャラもあればハードな展開だったけど、脚本も演出も引き込まれる力がある作品。
mi
3.7
ネジのぶっ飛んだ遠藤要の拳の本物感。
ここに真利子哲也の原点がある気がしてならない。
商店街を歩く姿、人を襲う姿が思いのほかディストラクションベイビーってた。
結局金を起点に人が憎しみを抱き、憎悪へと変貌を遂げ、やがて暴力となるメカニズムは普通といえば普通だけど、どこか時代性を切り取っていた空気は出てたし、電線を握る握らないを虚実のスイッチに据えていたのが興味深い。
こんなもんを卒業制作で作ってるとしたらバケもんやがな。
遠藤要のボロボロの拳のヨリは見たかった。
漫画家の驚き方が不快なのと、「まだ本気出してない」ってセリフはあまり効いてないと思った。
濱口竜介でとるやないか!
3.5
ゼロ年代末期に松江哲明の『ライブテープ』と同時期に公開された真理子哲也の本格デビュー作。のちの『ディストラクション・ベイビーズ』や『宮本から君へ』に繋がる抑圧された者の暴力衝動がパンキッシュに綴られている。

この頃から観念的なアート要素と男臭いバイオレンス風の要素がせめぎ合っている印象である。しかしオチそのものは完全に破綻しており白ける。😓

山根貞男氏、黒沢清氏が絶賛した才能ではある真理子監督だがこのデビュー作はまだ未熟で青臭い作風。表現が拙い。インディーズ映画にありがちな暗く自意識過剰なジメジメ感しかない作品。パンフの小野耕世さんによるアメコミ解説が興味深かった。

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