どこまで即興なのだろうか。しかし邦画の同棲カップルの男の怒鳴り声とか、女性の奇声とかモノの投げ合いとか金貸せとかさ、もうお腹いっぱいでございます。この後の邦画作品にそうさせられたのだけど。渡辺さんは…
>>続きを読む筒井武文『映画のメティエ 日本篇』「ある映画作家・諏訪敦彦」の章を読んでから諏訪敦彦『2/デュオ』を観た。シナリオがなく「監督/構成」「キャスト/ダイアローグ」なことについて、フレーム、インタビュー…
>>続きを読む役者と監督の対話のショットは、明らかなフレーム外の営みでありながら、映画の世界との繋がりを保ったままとなっている。
それは映画のメイキングのような役割としてではなく、ドキュメンタリーにおけるインタビ…
部屋,長回し,空気がそのまま来る,ずっしりとした質感
生き物としての映画
即興芝居でこれが生まれるの、役者の力を感じる。当時の二人の精神状態が心配
外部=監督とは対話を続けるのに、二人の対話は欠け続…
台本なし、即興演出、長回し。脚本ではなく「構成」として生まれる映画。
まるで恋人同士の研修風景を覗いているような息苦しさ。
「結婚」という言葉が静かに投げられた瞬間、部屋の空気が凍りつく。それでも二…