このレビューはネタバレを含みます
銃、暴力、本能、愛
夫婦、男女、男と男、父と息子
邪推だけど家に入った後に赤ちゃんの泣き声が止んだのとかあんま想像したくない。
最後の銃撃戦がカッコよくて痺れる。
俺が死んでも、お前殺すから
殺し…
男児にまつわる悲劇がとにかく辛すぎて、脳が理解を止めた。幼稚園児持ちは正視に耐えかねる…
不幸な物語、結構好きな自覚があったけど、ただ墜ちていく人を描くだけなのはもはや前時代的なのかなぁと思ったり…
近年、良作が続く阪本順治の平成の代表作と又聞きし鑑賞。日本映画がVシネの名を借りて最も苛烈であったあの頃のシーンに最も接近した作品と言えるかもしれない。今作や『弟とアンドロイドと僕』のような省略と暴…
>>続きを読む阪本順治はあまり合わないが、これは面白かったな。
この映画での佐藤浩市の悪役像はいかにも平成的で、昭和世代の三國連太郎には無かったもの。
二人の対決に向けて周囲がどんどん削ぎ落とされ、終盤は黒澤の…
1ヶ月くらい前に観たのにもう結構忘れてるのだけど笑
あのアバンタイトルのかっこよさは忘れないわほんとかっこいい
この頃の邦画の良さを表してるような映画
人が人でなくなるような瞬間
理由のない行い…
全編通して90年代特有の不穏さと冷たさが画面に充満している。ファーストカット、バスの撮り方、薬莢の落下音などどの要素を切り取ってもスタイリッシュに描かれている。説明を省いた暴力の連鎖にただただ圧倒さ…
>>続きを読む怖しい!大和武士対佐藤浩市。中盤まで途轍もなくヤバい映画を観ている感覚と狐につままれたような気持ちで見入るしかない。二人の状況・心理描写一切なし。これが後半で凄い引力になる。北野武と黒沢清に最も近づ…
>>続きを読む