イエローキッドの作品情報・感想・評価

イエローキッド2009年製作の映画)

製作国:

上映時間:106分

3.5

『イエローキッド』に投稿された感想・評価

Benito
3.7

【 ここから始まった真利子哲也 】

真利子哲也監督の東京藝術大学大学院卒業制作にして、長編映画デビュー作品。

それにしても役者が揃ってる。
遠藤要(見習いボクサー)、岩瀬亮(漫画家)、町田マリー…

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ニシ
2.0
田舎もんの自己愛な暴力に苦手意識があるし、ただの普通のにいちゃんが金ばら撒いたりシャドーしたりするのを「孤独」や「青春」とされてもなあ、って感じ
3.5

ゼロ年代末期に松江哲明の『ライブテープ』と同時期に公開された真理子哲也の本格デビュー作。のちの『ディストラクション・ベイビーズ』や『宮本から君へ』に繋がる抑圧された者の暴力衝動がパンキッシュに綴られ…

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真利子監督の初期作品観たくて録画していたものをやっと鑑賞。物語としてぐっとくるまでの感情移入はなくただ掴めないまま流れて行ってしまった感じ。一度観れたのは良かった。

↓のレビューは。今はもうなくなっってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆★★★

鑑賞…

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宮本から君へを予感させる。監督の虚しい暴力。
卒業製作という肩書きを吹っ飛ばした作品。
野蛮さと切なさが胸を打つ。
動作の一つ一つがしっかり提示されてる。
3.3
このレビューはネタバレを含みます

真利子監督の卒業制作作品ということだが、にわかには信じ難い出来であり、これ作り上げるのとんでもないなと。
やっぱりグーパンや蹴りを主体としたドライな暴力描写はこの頃から健在で、色々と出来上がってる感…

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木
-
芝居とかフィクショナルでキツいところもありつつ全編にみなぎる緊張感がすごい。
トイレのクロスカッティング最高。

暴力というのは、不意に、あるいは突発的に起こることである。というのがこの監督の一貫した描き方だと思うけど、すでにこの卒業制作でその原形が出来上がっている気がする。しかし、卒業制作で、でんでん始め、こ…

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TaiRa
-

真利子哲也が初めて脚本書いて作った映画という事で真っ当に荒々しい。

底辺生活者のボクシング映画としてストレートには作らず、性格破綻者の漫画家との交流を挿し込みながら、最後には現実と非現実が入り交じ…

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