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マリア
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『マリア』に投稿された感想・評価

菩薩
4.0
農村(集団農園、コルホーズ)に生きる、強く逞しい女性マリアの光と陰、そして生と死がそのままロシア(ソ連)のひいては共産主義の光と陰、生と死へと繋がって行く。ロシアの女性は働き者だと、すでに何かを諦めてしまっている様にすら見える男達、結局共産主義の重要な理念は「平均化」なのだろうか、一人突出する事は許されない。車の上で働き土地を耕し育てた子供は、奇しくも車輪に轢かれ命を落とした、息子の死に涙を流したマリア、マリアの死に涙を流した者はどれ程いただろうか。原始、女性は太陽であった、否、今でも女性は太陽として輝き、そして苗を育てる。
3.8
ソクーロフが学生時代に撮ったデビュー作。広大な農園に暮らす一人の女性を収めた第1部と、いきなり9年後に飛躍する第2部。佐藤真みたいな構成であるが、彼女の生前と死後を跨いで画面の質感が変わるため闇堕ちみたいで怖い。

陽光というか自然光を意欲的に収めている前半と、光源は専ら映写機から投影される人工的なものに限られる後半の対比。しかしそれは退廃美とも異なる、『モスクワ・エレジー』然り死者への敬意に満ちた神聖な闇。字幕の月がソ連国旗の鎌と槌なのはマジの闇。
前半の暖かみのあるカラーの風景も後半の冷え冷えとしたモノクロ映像もどちらも白眉で、ソクーロフは学生時代から才気煥発していたなと感嘆。

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