ソクーロフが学生時代に撮ったデビュー作。広大な農園に暮らす一人の女性を収めた第1部と、いきなり9年後に飛躍する第2部。佐藤真みたいな構成であるが、彼女の生前と死後を跨いで画面の質感が変わるため闇堕ち…
>>続きを読むソクーロフの第1作。前半と後半の間は、10年の歳月がある。後半撮影のため、村を訪れたソクーロフは、マリアが亡くなっていたことを知る。村人に、前半撮影部分を見せる。マリアの家族の諍い。マリアの思い出を…
>>続きを読む【渋谷TSUTAYA VHS回収】
ソクーロフの最初期作。
農村に暮らすマリアたちの生活を記録した前半と、数年後にその映像を上映するために再び訪れる後半の二部構成。
前半の印象としては、「初期のソ…
よく分からないのだが、自分のラックに背表紙が見えて、ふと手にとった。なぜか初めての気がしていた。観てみると、以前にたしかに観ていた。それで今、こう書いていてみて、どっちだか分からなくなった。
ぞっ…
ソ連のとあるコルホーズで日々を過ごす農婦の日常の断片。美しい自然の風景と、幻想的な音楽も相まって、農婦マリアの人生が金色に染まる。日常の断片が記憶の断片と化した9年後の農村を映す第二部。ソクーロフ監…
>>続きを読むモスクワの東ざっと500㎞、ニジニ・ノヴゴロド州ヴェデニノ村の農婦マリアを描いた40分の短編。広大な平原の、黄金の夏と無彩色の冬。ロシアの大地は、ロシアの民族音楽は、ロシア人は、何故こう物悲しいのか…
>>続きを読む第一部はソクーロフの処女作にあたり、第二部は9年後のその後を追った二部構成のドキュメンタリー映画。
ダークで霧が立ち込めるような彼のイメージとは違い、初期作品は豊かなカラーで溢れていて…
映像を撮るってことの暖かさと冷たさが同時に息づいてるドキュメンタリー二部構成。ある農村に訪れてマリアを軸に働く人たち(荘十二の映画を思い出した、なんだっけ兄いもうと?)を記録した第一部。9年後再訪し…
>>続きを読む農村(集団農園、コルホーズ)に生きる、強く逞しい女性マリアの光と陰、そして生と死がそのままロシア(ソ連)のひいては共産主義の光と陰、生と死へと繋がって行く。ロシアの女性は働き者だと、すでに何かを諦め…
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