▪️Title :「大列車強盗（1903）」
Original Title :「The Great Train Robbery」
▪️Release Date:1903年
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards
※※※
▪️Appreciation Record :2019-119
▪️My Review
1903年に制作され当時としては難しい映像技法がふんだんに使われています。また、エドウィン・S・ポーターのこの作品は、初期のこの時代とは思えない洗練されたストーリー構成によって他の作品とは一線を画しているんですね。
この映画で最も有名なのは、強盗の一人がカメラに向かって発泡するカットです。
この作品は、アメリカの勇気のある民衆の手で強盗を捕まえる物語です。民衆の手で築かれ、守られているアメリカという事がテーマになっており、アメリカ大衆のバックボーンとなっているんですね。
この時代の作品は発想自体が素晴らしく当時では先鋭的で、レビュー点数を本来つけれるものではないですね！！

▪️Overview
史上初の西部劇とされるアメリカのサイレント短編映画。1903年エジソン社によって制作され、グリフィス登場以前のアメリカ映画界最大のヒット作となり、二番煎じの作品が大量生産されるようになった。

• #死ぬまでに観たい映画1001本

『大列車強盗』（1903）
原題：The Great Train Robbery

世界初の西部劇映画です。短いのであらすじは割愛しますがタイトル通りの内容です。かの有名なエジソンが作ったエジソン社の作品だそうで。ワンシーンごとにカメラ固定で撮影されています。列車からゾロゾロとたくさんの人がいてエキストラこんなにたくさん用意できたのだと驚きました。

最後のシーンは実際に見ていた人たちはひどく驚いたようで画期的だったみたいです。現地の人が演奏をしてBGMをつけていたので私が今見ても無音なのでその雰囲気を感じることができないのは残念ですが。

世界最古の西部劇、犯罪映画。
また、Filmarksにおいてもパッケージがある映画としては2番目に古い代物です
(ちなみにパッケージ最古は『月世界旅行』2016年5月12日現在)

約11分程度の映画でもちろんサイレント。タイトル通り、何人かの男が大胆にも列車強盗をするという話です。
ここまできたら最早歴史を感じざるをえないです。面白い面白くないは最早関係ない。

所々着色されている箇所もあり興味深かったですし、また固定カメラで撮影されてます。当時の撮影技術を鑑みると仕方ないでしょう。よって、ラストのワンシーン以外は、登場人物の表情を読み取るのは困難かと思われます。

最後のワンシーンも、想像したらにやけてしまいます（笑）
おそらく当時の人は、あのピストルの弾が自分に向けられて発砲されたと勘違いし、席を立たれたのではないかと予想してしまいます。現在の我々でも3Dで反射的にビクってなるのと同じように、画面越しに何かを見るというのに慣れてない当時の人々も、きっとそうしたでしょうね(*^_^*)

それにしても世界初の動画が生み出されてたった10年で、これほどのエンターテイメント性のある動画を作れるとは大したもんです。
youtubeで軽く見れるので是非(^o^)

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