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APOCALYPSE: A REQUIEM for the SIXTIES
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『APOCALYPSE: A REQUIEM for the SIXTIES』に投稿された感想・評価

邦題「スウィンギン・ロンドン66-67」。60年代後半イギリスのカウンターカルチャーシーンを収めた有名なドキュメンタリー。監督はストーンズとビートルズの共演曲「この世界に愛を」MV(1967)を手掛けたピーター・ホワイトヘッド。

当時のサブカルチャー・ドキュメンタリー映画は色々あるのだが、ロンドンに絞ったものは本作のみだろう。初めて見る映像ばかりで楽しめた。

アレン・ギンズバーグの詩の朗読、初期ピンク・フロイドのシド・ヴァレットの姿が印象深い。

ベトナム戦争反対の意志を様々なアーティストが音楽、演劇、詩で主張し、映画界のマイケル・ケイン、ジュリー・クリスティらも積極的に発言していた。

それから50年以上経った今も戦争は起こっている。しかし当時の主張が無駄だったとは思わない。戦争が嫌ならば何度も繰り返し反対の意志を示し続けることが必要だと思う。仕方ないと諦め思考停止することは選挙に行かないのと同じで教養も感性も低下していくばかりだろう・・・と刺激を受けた。

ドキュメンタリーの途中で挟まるカップルのエピソードが、雑な作りだが当時の雰囲気を伝えて面白かった。スタインベックの16mmフィルム編集機が出てきて懐かしかった。

※DVDの解説で本作のピーター・ホワイトヘッド監督が「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」MV(1966)を手掛けたとあるが誤りで、正しくはピーター・ゴールドマン監督。

※本編に日米安全保障条約の「生みの親」ジョン・フォスター・ダレス国務長官の名があった。条約締結時の彼の発言が重要なのでメモしておく。

約6~7年前まで熾烈な戦争をした相手の日本人を信頼できるか疑っていた。アメリカと交渉する裏で、共産主義国だが同じ黄色人種でアジア人の中華人民共和国と通じているのではないかと疑っていた。他のアジア人の国々に対して日本人がしばしば持っていた優越感と、「エリート・アングロサクソン・クラブ」のアメリカやイギリスなど西側陣営に入るという憧れを満たすことを利用して、西側陣営に対する忠誠心を繋ぎ止めさせるべきだ。日本を再軍備させ、自分たち西側陣営に組み入れるということと、一方、日本人を信頼し切れないというジレンマを日米安全保障同盟、それは永続的に軍事的に日本をアメリカに従属させるというものを構築することで解決した。
ロンドンも変わってしまった
Baad
4.0

ピーター・ホワイトヘッドによるもう一本のドキュメンタリー、
”Tonite! Let's All Make Love in London”と共に、『スウィンギング・ロンドン 1&2』として上映したものを見ました。

以下はその時の感想です。

::::::::
ビートニックの詩人たちとともに、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、マイケル・ケインの若い頃の姿が見られます。1967年というかつての植民地がほぼ独立した変化の多い時代を知る貴重な映像です。

マイケル・ケインがどこまでも格好良くて、ヴァネッサ・レッドグレイヴがインテリの優等生で、その辺は想定内でしたが、ピーター・ブルックがけっこうおバカな発言をしているのは意外でした。早めに映画監督やめて舞台監督に専念したのは正解でしたね。

インタビュー受けている中で、一番才能を感じたのはミック・ジャガーでした。

以上。

(ビートニック映画祭にて1 2014/8/31記)

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