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反撃の銃弾
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目次

反撃の銃弾の作品紹介

反撃の銃弾のあらすじ

ササビで一人牧場を営むパット(R・スコット)は、種牛を手に入れるため、かつての雇い主のいる町まで行く途中の駅に立ち寄る。そこでは、ハンクと息子のジェフが二人で暮らしていた。ジェフに頼まれたキャンディーは買えたもののパットは自分の馬を賭けての勝負に負け、鞍だけを背負い、牧場までの帰途に着く。途中、鉱山主の行き遅れた娘、ドレッタ(M・オサリヴァン)と結婚したウィラードが仕立てた馬車に乗り込むが、駅にはハンクもジェフの姿もなかった。様子をうかがっていると三人の男が姿を現し、御者を撃ち殺してしまう。アッシャー(R・ブーン)をリーダーとする男たちは、ハンクとジェフを殺して井戸に投げ込み、5時に着く定期便を待ち伏せしていたのだった。ウィラードは、自分の妻が富豪の娘であることを告げ、身代金を払うと命乞いをする。アッシャーは部下の一人ビリーをつけ、ウィラードを町に向かわせる。やがて戻ってきたウィラードは、ドレッタの父親との取引が成立したと伝える。アッシャーはウィラードに戻るかそれともここに残るかを選ばせる。ドレッタに会おうともせず、馬に乗ったウィラードは、後ろからアッシャーの部下チンクに撃たれてしまう。目の前で夫を殺されたドレッタを、パットは協力して逃げ出すチャンスを待つんだ、と力づける。そして、アッシャーが身代金の受渡しに出かけ、ビリーも後を追った隙にパットはチンクと対峙する。

反撃の銃弾の監督

バッド・ベティカー

原題
THE TALL T
製作年
1957年
製作国
アメリカ
上映時間
78分

『反撃の銃弾』に投稿された感想・評価

4.0
広大な大自然の中で汚い小屋へぶち込まれる監禁ウエスタン。敵味方関係なく大勢の男集団中に一人放り込まれる未亡人、スコットに惹かれる女性の存在が主人公と悪党を固く結びつける説話的な機能を果たす。描かれる対立関係は常に多数対少数であり、スコットは決まって後者なのだが、ひたすらミニマルな本作にあってはライフル銃すら簡単には発砲せずサスペンス装置となる。
4.6
監督バッド・ベティカー✖️脚本バート・ケネディによる【ラナウン・サイクルもの】第二弾。今回は未亡人と共にランドルフ・スコットが悪党一味に監禁されるサスペンス色の強い作品。

主人公が生き延びるための手段として「嘘」を用い悪党を一網打尽にしていく西部劇ならではのパターンか本作でも見られる。時代色豊かな西部時代の雰囲気が素晴らしい。

砂粒や岩山の造形など、視覚的な工夫にも目を見張るものがありさすがは娯楽の大家バッド・ベティカーらしい趣向でテンポ良くサクサク進む。

oldies but goodies というか、いまのゴチャゴチャしたハリウッド映画とは真逆の不純物ゼロな正攻法の作風が決め手と言える古き良き大人のためのエンターテイメント。脚本以上に演出が功を奏した西部劇の決定版。

ラストの主人公の台詞「明日はいい日になるさ」がとても潔い。
バッド・ベティカー×ランドルフ・スコットの「ラナウン・サイクル」2作目。

荒野の雄大な景色が美しいのは「決闘コマンチ砦」(こっちの方が作られたのはあと)と共通。撮影はチャールズ・ロートン・ジュニア。
主人公が独身、ヒロインが人妻で悪党が3人組なのが共通なところも面白い。

馬車を襲われて鉱山主の娘夫婦とともに囚われの身となった主人公がどうやって窮地を脱してゆくのか…
途中、悪党の隠れ家的な洞穴が出てくるがそこからイッキに映画的興奮が盛り上がる。
まったく予算をかけなくても洞穴ひとつで辺りがいかにもな空間に変わるところが素晴らしい!

『反撃の銃弾』に似ている作品

怒りの河

製作国:

上映時間:

91分

ジャンル:

3.7

あらすじ

開拓団の道案内人を勤めるグリン・マクリントックは、名代の無法者エマースン・コールがリンチされかかったところを助ける。無法者同志の友情は、協力してインディアンを退けたことから深まった。しかし…

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