ウィンチェスター銃'73の作品情報・感想・評価・動画配信

「ウィンチェスター銃'73」に投稿された感想・評価

店頭に飾られたウィンチェスター銃'73を子供が物欲しそうに眺めるシーン、既視感があると思ったら、ダイアゴン横丁における「うわあ、ニンバス2000だ!かっこいい〜!」のシーンだ笑

ウィンチェスター銃'73の持ち主は転々と変わり、持ち主の視点で物語が綴られる。なので、悪党の立場にもそれなりに尺が割かれており、リン=ジェームス・スチュアートの善良な精神との対比が際立つ。しかし、多視点のが災いしたのか、人物の背景の掘り下げがあまりないので、リンは「正義漢」以上の深みはないし、ダッチも「悪党」でしかない。まあこういう定型的な二項対立が、二人の人生の分岐と因縁を裏付けているのかもしれない。それにしても、同じく二人の関係もほとんど掘り下げられないので、終盤である事実が発覚しても「へ〜」くらいにしか思わなかった。

銃は男を惹きつける魅力があるものの、それを手にしたものは不幸になるという、なんだかファムファタールみたいな銃だ。巡り巡っているのは銃だけではなく、実際はローラも「主人」をころころと変えている。
くぼ

くぼの感想・評価

3.5
ウィンチェスター銃は他とは違うんだぞ!てのをもっと見たかった
距離のある射撃シーンもワンショット
ダッチをみると不可解な表情をしていたリンの理由が、最後の最後でわかる、いい、リズムもいいい
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.8
台詞が洒落てるなぁ。
騎兵隊の隊長とローラのやりとりが特に素敵。
ローラを置いて逃げようとするスティーヴの姿からは、「フレンチアルプスで起きたこと」を思い出しました。
ロック・ハドソンがいつ出てくるのかと思ったら先住民役でびっくりしましたが、若いトニー・カーティスもちょこっと出てて今観るとなかなか豪華なキャスティングでした。
ガンマンであれば誰でも欲しがる名器ウィンチェスター銃を巡り、次から次へと持ち主が変わっていく。

登場人物が多くても銃が起点になっているので、わかりやすく最後まで気兼ねなく鑑賞できた。

途中のインディアンとの激闘、最後の対決と銃撃戦も見どころが多く、因縁の相手との関係が後半あからさまになる展開は、ありきたりだが面白かった。
bavaroa

bavaroaの感想・評価

3.7
西部劇って途中でどうしても飽きてしまうのですが、面白かったです。
登場人物も話の流れも簡潔でわかりやすく、銃撃戦や騎乗シーンなどもかっこよかった。
西部劇の舞台というか、荒涼とした砂漠や悠然な大地がとても美しく、素晴らしいです

千挺に一挺と言われた特別なウィンチェスター銃を巡る話ですが、本当に巡り巡って面白い
銃撃戦も見応えありますし、ウィンチェスター銃をぶっ放すシーンは中々にカッコ良かったです
そしてジェームズスチュワートもカッコいい
アンソニー・マンは、いつも大味な感じだ。西部劇のいいとこどりしたが醍醐味が薄く広がる感じな作品。
arch

archの感想・評価

4.0
"千に一丁の銃"と呼ばれるウィンチェスター銃を巡る数奇な運命の物語。
「指輪物語」的というか「ハリーポッター」のニワトコの杖を連想させるマクガフィン的な扱いの銃を巡り、先住民との闘い、兄弟の軋轢など色々なエピソードを語る。
多くの西部劇が早撃ち、精密射撃を自慢するキャラクターが登場する訳だが、銃自体にフューチャーしているのは珍しいのではないか。またガンアクションも地に足着いたもので、特に跳弾をしっかり描写しているのは中々だ。
千に一丁しかない名品、ウィンチェスター’ 73。それをめぐるガンマンたちのストーリー。
奪われた銃が武器商やインディアン、別のならず者の手に渡っていく様は、怪談で有りがちな「曰く付きの刀」みたいな感じがした。悪人たちのいかにも悪い演技がGOOD。しかし身内で憎しみ合うのは悲劇だった。先住民の扱いは、今だったら議論呼びそう。昔だからこその演出だろう。
自分の持ち物にはきちんと名前を書いておきましょう、という良い教訓になった。
まぁ坊

まぁ坊の感想・評価

3.5
先住民の死はスペクタクルとして呈示されるけど、白人は結構あっさり死ぬ。最後の落下とか、あっさりしすぎてかなり良い。
兄弟で殺し合おうとも、どちらかが死ぬことでしか終わりはこない。銃への執着が示すように、撃つ側と撃たれる側が存在することで西部劇は成り立つ。
銃あるところにヒロインあり。この銃を所有することはイコール女を所有する権利が与えられるということか。
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