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PASSIONの作品紹介

PASSIONのあらすじ

同級生の結婚を祝福する若者たち。しかしそこで男の浮気が発覚し、カップルは別々の夜を過ごすことになる。

PASSIONの監督

PASSIONの出演者

原題
製作年
2008年
製作国
日本
上映時間
115分

『PASSION』に投稿された感想・評価

一

一の感想・評価

4.5
『寝ても覚めても』『ハッピーアワー』の濱口竜介監督の、東京藝術大学大学院の卒業制作であり修了作品

ずーーっと観たかった作品で観る手段を模索している中、ようやくオールナイト上映で観る事ができました①

はい、言うまでもなく濱口竜介監督は天才でしたよと
なんなんだこの面白さは
これほど完成された映画が卒業制作ってちょっと意味がわからないんですが…

横浜の美しい夜景をバックに、緻密に計算された完璧なショット構成、他愛もなく下品でありふれた言い回しにも上品さが垣間見える圧倒的な脚本センス

久々に集まった友人同士の小さなコミュニティ内でのぐっちゃぐちゃな人間関係
スリリングでありながらウィットに富んだ他愛もない会話がとにかくリアルすぎて、辛いけどめちゃくちゃ面白い

人間の本質に迫る格言のような数々が、ユーモアも交えながらもグサグサと核心を突いてくる
相手に本音を言わせて自分を知るという“本音ゲーム”がじわじわと効いてきて、作り手がいかにリアリティを追求してるのが見てとれると同時に心をエグってくる見事な演出力
そして当然のようにクライマックスの長回しで完全に打ちのめされてしまいましたとさ

登場人物のほとんどは感情移入どころか理解すらできるような人物では無いが、観ている分にはひたすら面白すぎるので延々観ていられる

本作は決して皆が皆演技派と言えるわけではないがキャストも最高で、河井青葉のそれっぽい佇まいと、和製ジュリエット・ビノシュこと占部房子の不思議な透明感
しかし特出すべきはやはり渋川清彦
彼がいるだけで格段に映画として見易くなる上にぐんと説得力が増すので、本当に居てくれて良かった

今年公開予定の『ドライブ・マイ・カー』も楽しみすぎるのでマジで延期だけは勘弁してください…🥺🙏🏻

2021 劇場鑑賞 No.004
netfilms

netfilmsの感想・評価

4.2
 結婚を間近に控えた果歩(河井青葉)と智也(岡本竜汰)を祝う会。誕生パーティも兼ねた旧友たち6人が集うパーティーの席上で、期せずして男の過去の浮気が発覚する。男と女はたどたどしく別れ、それぞれの夜を過ごす。序盤は明らかにジョン・カサヴェテスの『ハズバンズ』を彷彿とさせる。結婚し子供もいる渋川清彦と智也と未だ未婚のまま30代を迎えんとする岡部尚の3人の対比。第一の青春の終わりを大学から社会に出る22歳辺りだとするならば、第二の青春とも呼ぶべきモラトリアムに見切りを付けるのは30しかない。そんなある種の猶予期間を楽しむかのように、3人は旧友の占部房子の部屋に足を踏み入れる。

 当時30歳を迎える前の濱口竜介が監督し、東京藝大の卒業制作として生み出された物語は単なる卒業制作ではなく、既に商業映画のレベルを遥かに超えている。冒頭の夜景こそ光量が足らずに色彩設計もままならない画面構成だが、昼間の河井青葉の教室のシークエンスからは俄然、映画としての強度が増して行く。女たちはいつも凛とし、男たちはその周囲をおめおめと漂うのが濱口映画だとするならば、今作はそれでもまだトリッキーな男3人を女性たちは真正面から受け止めようとする。同世代でも10代の同世代と20代の同世代とではこうも違うのかという様な精神的な男女差が大人になり切れない男たちの悲哀に露わになる。おそらく川崎の工業地帯の煙突をロングショットの背景に据えた画面構成が絶妙で、果歩の肩を抱き寄せる岡部尚の横顔に刻まれた無常感が何よりも滲み、切ない。『偶然と想像』のプロトタイプのような物語と濱口組とも呼ぶべきアンサンブルの妙。
菩薩

菩薩の感想・評価

4.8
参った、面白かった。『ハッピーアワー』がダメだった身としては若干不安でもあったが、全くもって問題のない傑作であったし、むしろ今更『ハッピーアワー』の面白さに気づけそうな気すらしている。単純な恋愛ゲームの様相を見せながらも、結局私と他者の関係性を常に最善のものに導く為には人間には選ばなければいけない道があると、そのもどかしさを感情の機微に乗せ余りにも巧みに描いている。けどやっぱりめんどくさい、本当に人間ってのは、生きていくってのはめんどくさい事である。本音と建前、真実と虚構、揺れに揺れながらも私を保ち他者を保つ事の困難さ、一人では生きていけない世界の仕組みに投げ込まれた我々がどうすれば普通であり続けられるか、本音を言うにも探るにも、複雑に絡み合ったルールがそれを阻みなかなか到達できない。他者と言う名の暴力装置、そこから向けられる暴力に、私はどの様に立ち向かっていけばいいか。結局人間が選び続けられる選択肢はとても狭く、また他者に要求するそれも狭い、だが仕方ない、私は他者ではないし、他者は私では無いのだから。

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