くろひょう

戦国少女伝 妖怪忍者 忍のくろひょうのレビュー・感想・評価

戦国少女伝 妖怪忍者 忍(2012年製作の映画)
1.0
忍者(くノ一)+妖怪(天狗)=おバカ映画
(本人達は、至って真面目です)

だって!だって!!
開始5分で出て来た「武田十忍衆」が、そこら辺歩いてる兄ちゃん姉ちゃんの集まりで、しかもナレーションとともに全滅という残念極まりないスタートを切ってるんですもの!!(笑)
(みなさん、役者の卵なのかな?男の子は床屋にくらい行こうね)

タイトルにもある、「忍」の読み方分かります?
(女の子の名前です)

普通、「しのぶ」じゃ無いですか…?
でもね、この映画では!?

「しのび」ちゃんなのです(笑)
(おバカですね〜)

あらすじは…
戦国時代、忍(鈴木絵未里)は母の鴉(吉岡菜々子)と、剣の修行に励む勝秀(渡瀬剣士郎)と一緒に山深い場所で生活していた。
その昔…風魔忍者の鴉は、同族の伊賀や甲賀の忍者や、戦国大名たちからも妖術を使う者として恐れられ、結果命を狙われた事で山中に身を潜めていたからであった。
一方…時を同じくして元風魔一族の平賀源内(湯沢勉)は、忍術を妖術に高める為、人体実験を繰り返していた。
それは、仲間を被験体として扱うおぞましいものであった。
風魔の頭領は、平賀源内を始末するべく隠居した鴉に助けを求める…
というお話。
(色々詰め込み過ぎて、飽和状態でした)

ストーリーの軸はいくつかありまして、忍ちゃんの出生の秘密だったり、親友を殺された勝秀の復讐だったり、平賀源内のポンコツ下忍時代だったり(笑)
(どれも説明不足で分かり辛いの)

外道ジジィとして登場している平賀源内の若き日の姿が、ジジィなんですけど(笑)
(おバカですね〜)

あとね、こんな登場人物も出てます!!
武田信玄 → ドレッドヘア?手書きの「風林火山」がショボい(笑)
(くノ一集団「歩き巫女」も居るよ)
上杉謙信 → ヒョロい。上忍であるハズの上杉軒猿衆がみんな子供(笑)
(白土三平の漫画「サスケ」に出て来そうな出で立ち)

若くて可愛い娘たちがたくさん出てる反面、どうでも良い役者さんたちもいっぱい出てます(笑)
(こんなに無駄にキャストがたくさん出てる映画、初めてです)

最終的に天狗として覚醒する忍ちゃんですが、果たして母親の仇は取れるのでしょうか…?
(コラコラ、ネタバレ!ネタバレ!!)

最期に…
この映画、表記では78分となっていたのに…?

1 0 0 分 以 上 あ る や ん け !!(笑)
(JAROに報告だ!!)

ま、本編終了後にメイキングが強制的に始まるんですけどね(笑)
(映像特典に入れろや)

「今世紀最大!30人のくノ一達が戦う!舞う!叫ぶ!!」
のキャッチコピーに偽り無し!!(笑)
(でも、衝撃もそんなに無いよ)

探す棚は、「邦画 旧作 アクション」です♪
興味がありましたら、是非〜☆
(お近くのレンタル店にあるかな〜?)
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