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ルイ・ブラス
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『ルイ・ブラス』に投稿された感想・評価

meg
-
過去記録
3.0
なんとも言えない…。残念な映画かな。
「ジャン・マレー主演の冒険映画を作って欲しい」という製作者の要求を受けたジャン・コクトーが、文豪ヴィクトル・ユゴーの戯曲をもとにこの映画のストーリーと台詞を書き上げたらしいが…、ジャン・マレーに全く興味のない私には、内容がかなり陳腐に思えた。
ジャン・マレーが一人二役演じることで、彼の魅力を観客に存分に見せたいのはわかるが…。
馬を走らせたり、建物などにスルスルとのぼる身軽さをアピールしたり、決闘シーンがあったり、きっとファンであれば嬉しいシーンばかりなのだろう。

女王役のダニエル・ダリューには、なんだか好感が持てた。彼女の映画をそんなに観たことはないのだが、「惚(とぼ)けた美人」という印象が強い。昔の日本人は彼女のことを「白痴美」と形容したようだが、うなずける。
『輪舞』では、匂うような色っぽさがあり、それがまた似合っていたのだが、この映画においては、そうしたものは全く感じなかった。逆にそれが良かったのだと思う。女王の孤独で不幸な感じが出ていて、しかし哀れというわけでもなく、淡々と演じているところに好感が持てた。
BON
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原作はヴィクトル・ユゴーの戯曲で、16世紀のスペインを舞台とした一言で言うとメロドラマ。

王妃に恨みを抱く侯爵が、王妃を陥れようと自分の部下で平民ルイ・ブラスを貴族のドン・セザールだと偽って近づけるのですが、ルイと王妃は恋に落ちて燃え上がる…というストーリー。

コクトーは製作側にジャン・マレーの冒険活劇を作って欲しいという依頼があり、自身の皮膚病の治療をしながらこの作品を完成させたそうだが、文学的な映画というよりはもうマレーの美しさが際立ち、とんでもない美男だった。
映画内では、粗暴な男セザールと繊細な男ルイ・ブラスという1人二役を演じているのですがはっきりと演じ分けられていて別人のように素晴らしかった。
王妃役のダニエル・ダリューも品格があって美しく、マルセル・エラン扮する侯爵は、重厚感のある悪い男だった。ただ、ジャン・マレーの輝きに霞んでしまっていた。
王妃と平民の身分の違う愛の描写と、ラストの展開は「双頭の鷲」にも通じるコテコテの純愛悲恋だった。

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