忘れた頃に彼の作品を。
、、、というか、加山雄三が出てる。日本人として、そっちもなかなか驚いた。

今回はカーレースに因んだ物語。
だけど、最初と最後以外はこのカーレースやその裏に潜む黒幕との抗争、陰謀に飲み込まれていくレーサーの話。

相変わらずジャッキーのアクション、限界はないのか。
限界がなさ過ぎて、物語でも実際の演技でも死人が出るんじゃないかとソワソワするシーンが多くなる。

特にコンテナに閉じ込められて宙吊りになってクレーンで振り回されて家にそのまま突っ込まされたり、コンテナを上から落とされるシーンはなかなかすごい。

ジャッキー達の絶体絶命感と、悲壮感、絶望感。
ここまで黒幕に死に目に遭わされるほど圧力かけられたら普通は諦めてもおかしくない。それぐらい恐ろしい。

だけど、彼は、、、諦めない。諦めるような男ではない。いや、諦めたら彼ではない。

怪しいシーンはあるが、加山雄三も出てきて途中はしっかり日本でロケもしている。

レースのシーンもかなり本格的。このクラッシュ、どうやって計画して撮影してるのか。
仙台のレーシングサーキットという設定でなぜ駆けつけるパトカーは品川ナンバーなのか、とか野暮なことは言わない。

いつも思うが、そんな春画をガッツリ壁にバーン、みたいな場所、日本にない。
裏稼業の人のアジトならあるのかも知れないが、多分普通の人は誰もそれを証明できない。
でもなんでかそういうセットになるのはなぜなのか。

でもしっかり日本らしくしようとパチンコ屋での大乱闘などもあって、心なしかジャパニーズを感じれる。
でもまぁ、パチンコの玉、そんなに大きくないけども。

今回はアクションシーンでガラスが粉々に割れるシーンが多い。見た目も音も派手なのでアクションが盛り上がる。
この頃から割れても怪我しないガラスの技術があったのか。
普通のガラスなら危なすぎるシーンが多過ぎると心配になるレベル。

ジャッキーのカンフーアクションも本当に観てて爽快。アイデア的な演出ももちろんだが、やっぱり彼の体の使い方、身のこなし、これに尽きる。

特に体をバネみたいに使った回し蹴り。勢いがすごい。これを喰らったら本当に吹き飛んで痛そうと思っていると、本当に相手が吹き飛んで痛そうだから爽快。

家族を人質に取られようが、どんな汚い手で邪魔されようが、相手に屈せず、正々堂々と立ち向かい、決して諦めないその男、、、今回も健在。

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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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別視点で色々映画について書いていこうと思います！ご興味ある方は是非お待ちしております！
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F:2284
M:1139

過去鑑賞にて

ジャッキーの車好きが講じて作られた映画と言っても過言ではないでしょう。
なのでいつものカンフーアクションは少々抑え気味でカーレースアクションに特化しています。

日本でのロケもあって親近感もわく感じかと思いきや、序盤の公道のカーチェイスでの風景やパチンコ屋でヤクザ(澤田謙也)との対決(カンフーアクションで覚えてるのはこのシーンくらい…)でのパチンコ屋のセットが洋画でありがちなおかしな日本みたいで違和感があって何だか変な感じでした。

何気に加山雄三がジャッキーのコーチ(みたいな)役で出ていていい味を出してた様な気がします。

三菱自動車完全
バックアップ（笑）

車好きジャッキー念願
のカーアクション作品！

激突！GTO＆FTOvs
スカイラインGTR？
ランエボⅢも出るよ（笑）

「デッドヒート」

ジャッキーの車好きは有名ですよね。更に三菱自動車が後援しているのはこの作品以前から。付き合いは古くキャノンボール2で三菱スタリオンに乗車して以来でしょうか。基本ジャッキーは身体を使ったアクションが売りですから、中々機会もなかったのかなと。今作は裏にサモハンもいて、念願のカーアクション作品として完成。更にジャッキーのカンフーアクションもありと盛り沢山な内容です。

香港で自動車整備工場を営むジャッキーはレーサーとしても一流。違法改造車の警察の取締にも協力していた。その夜、表向きはレーサーを稼業としながら、殺人他犯罪組織のドンとして国際手配されたクーガーのGT-Rの暴走に出くわす。クーガー逮捕の為、警察に協力していたジャッキーは偶然知り合ったTVリポーターのエイミーとFTOと共にクーガーのGT-Rと対決し…。

深夜の香港市内を爆走するGT-R（GTSが使用されてるかな…）とFTO！序盤はジャッキー版ワイスピかと言う展開。因みに若き滝の愛車はFTOでした（笑）なので…こちらは懐かしの我が愛車の活躍に大興奮。このインパネ、懐かしい（笑）まぁ…実際はスカイラインには歯が立たないんですけどね…。ジャッキー運転だから当然…になる訳で。三菱車の宣伝ですし。そこから因縁が始まりという展開です。

レースをせざる得ない展開になるんですが、このレースは舞台が仙台。しかも90年代日本車スポーツカー華やかなりし時代更にレースクイーンを侍らす良き時代（笑）頭文字Dかワイスピかと言う位のスポーツカーがレーシング使用で登場しちゃう(^^)　ジャッキーは羊の皮を被った狼こと三菱ランエボⅢで登場、その後三菱GTOレーシングスペシャルに乗り換え敵と対決します。ただ…レースシーン少し早送り気味（笑）しかもあり得ない位の展開でやや興醒めかなと…まぁエンタメですからね、ジャッキー映画だしと納得してます。

当然ですが…カースタントだけでなく、ジャッキーの無茶なスタントもあります。敵がクレーンでジャッキーの部屋ごと釣り上げて振り回すとか（笑）七転八倒のジャッキーや如何に！なんですが、この辺りの作品から大仕掛け過ぎるアクションが増えるんですよ。ジャッキーに期待するのはやはり身体を張った生身のアクションスタントなので、その点は気になりますよね。

それをカバーするためのカンフーアクションも入ります。仙台のパチンコ屋をイメージした巨大なセット？でのアクションは立体的に空間を使うジャッキーらしいアクションでお気に入り。パチンコのレーンの上、通路を活かして更に…と言うお楽しみ付きです。

ただ…カーアクションとカンフーアクションが降り混ざり、僕は大満足なんですが、両者ともに物足りない方がいるのかなと。ジャッキーに期待する所はそれぞれですが、前述した所だけで目一杯の作品の方が評価高いですからね。

またストーリーはそこそこなんだけど敵を追う刑事との友情みたいなストーリーがなくて、ラスト物足りないんですよね。見るとなんかいきなりご都合主義っぽい感じなんですよ。

ただ…この時代のスポーツカーファンでかつての愛車の活躍を見た滝は満足です(^^)それにジャッキー作品は何より痛快だし、こんな嫌な気分の時は最高ですからね。スピード＆カンフーと言うスカッとさせてくれる作品、今オススメです(^^)

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