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さくら隊散る
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『さくら隊散る』に投稿された感想・評価

4.2
見たで。
広島の原爆投下で犠牲になった移動劇団桜隊の姿を追うドキュメンタリー。
世界初の原爆症と認定された仲みどりさん等若き役者達の悲劇の運命と共に描く核の恐怖。彼らを知る人々が迎えた戦後の思いと戦争がもたらす痛みを鮮明に写した覚悟と怒りが宿った映画であり亡き桜隊の劇団員達の魂その物だ。
昔からそういう人達がいた事は知ってたけど深掘りする機会はなかった桜隊。「海辺の映画館ーキネマの玉手箱. 」での彼らの物語を見た事が本作の視聴に繋がったがキネマの玉手箱では細かく触れられなかった彼らの最後は自分の想像を絶する位に残酷で無残過ぎてこんな事が起きる戦争は怖いなんて表現では余りにも言葉が軽すぎる気がして心の中が虚無感で一杯になった。彼らも含めた原爆の戦死者達の思いに向き合いあの戦争での過ちを見つめ続けると言うのが彼らに対する最大の慰霊になるのだろうか。
Omizu
3.7
【1988年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
新藤兼人監督が江津萩枝のノンフィクション『櫻隊全滅』を原作としてつくった映画。キネマ旬報日本映画ベストテンでは第7位に選出された。

インタビューを中心としたドキュメンタリーとそれを基にした再現ドラマで構成された作品。てっきり劇映画だと思っていたので面食らった。これはドキュメンタリーですね。

戦時中に結成された移動演劇隊であるさくら隊を追った作品。ナレーションは乙羽信子、証言者として杉村春子や殿山泰司などが登場する。

新藤兼人は何やらせても器用にこなすな。ドキュメンタリーとして非常によく出来ている。戦争や原爆の悲惨さを容赦なく描き出している。さくら隊という存在を通して反戦をつよく訴えるような内容になっている。

広島にいたために9名が亡くなってしまったさくら隊、特に元宝塚歌劇団男役スターの園井恵子のエピソードが印象に残っている。乙羽信子も元宝塚歌劇団であり、一緒に写った写真も映される。運命というものの残酷さが胸を抉る。

新藤兼人らしい端正なドキュメンタリーであり、反戦映画だ。戦争の怖さを忘れつつある今の日本人にも響くであろう普遍性を持った作品。
新藤兼人監督。
戦時中に移動劇団「桜隊」の広島で被爆した9人の役者とスタッフについて、映画製作当時に存命されてた戦前からの役者達の証言を元に再現ドラマを織り混ぜて語るドキュメンタリー。

証言する人も、多彩で役者から医師まで。

さすがに新藤監督で、証言される役者も演技ではなく、ごく普通に話されてるのがドキュメンタリー的で、その分再現ドラマの凄惨さを引き立ててます。

時間の経過も緊張感を増していて、原爆後の被爆された役者の身体がだんだん弱っていく様が痛々しい程に心に突き刺さりました。

ちなみに、再現ドラマの中に八神康子と言う女優を見つけました。知ってる方は(笑)ですが、女優として良かったと思います。

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