劇場公開時に序盤の夜行列車のシーンとか印象に残り、とても楽しめた記憶があったので、久々にDVDレンタルで再鑑賞。

特典映像のメイキングでダリオ・アルジェント監督も語っている通り、オカルト要素を排除し、純粋な“ミステリー”に原点回帰した感がある良作。

主演に名優マックス・フォン・シドーを起用している点も、彼が登場するシーンは流石に重厚感があって見応えあり。

個人的に監督作品群では一番好きな「サスペリアPART2」を彷彿させるシーンが随所に登場するし、猟奇連続殺人鬼の正体については、注意して作品を鑑賞していれば所々に重要なヒントが隠されておりフーダニット物としても十分に楽しめた。それこそ「サスペリアPART2」のように確かに意外な犯人像だがあまりにも唐突でしょ？・・のような違和感は無い。

但し、ダリオ・アルジェントなので、ジャーロの色合いが強く出ており、冒頭のイングリッシュ・ホルンを開いた口の女性に突き刺しまくる等、数え切れない程登場する殺人描写は過激である意味“華やか”。でも、犯人の動機や心理を鑑みて矛盾していない点（後半の死者たち）でも、きちんとしたミステリー。

童謡に見立てた連続殺人、殺害現場に残される動物の形に切り取られた色紙といった設定、そして「小人連続殺人」という耳にザワッと来るワードの不気味さよ・・。

こういった作品なのに撮影に全面協力したトリノの街並み・・オペラハウス、路面電車の使われ方も上手い。

美術、照明には拘る監督らしく、特に、オペラハウスの華やかな絨毯を延々とカメラが追った先に現れるシーンの流れが美しい。

「サスペリアPART2」を連想される曰く付きの豪邸の建物、クライマックスの舞台となる極狭住宅のような三角形の建物も印象に残る。

怪しげなキャラクターを複数登場させて、最後の最後に真犯人が判明する流れも鮮やか。終盤である人物が辿る運命も良い意味で視聴者を裏切ってくれて面白い。

ゴブリンの音楽もやっぱり盛り上げてくれるなあ。

ダリオ・アルジェント監督作にしては2時間弱と長尺な作品だが、ダレるところもなく存分に楽しめた。

子供の眼の前で母親が残酷な殺害方法で殺された。その事件を担当したモレッティ警部は子供ジャコモに犯人を必ず捕まえると誓う。17年後の2000年のある日、売春婦のアンジェラはサディスティックな客の家から逃げ出すがそのとき間違って青いファイルを持ってきてしまう。帰りの電車の中でファイルを開けてみるとそこには17年前の「小人殺人事件」の犯行の詳細が書かれていた。ジャコモの母親の殺された事件は小人が犯人の連続殺人事件として有名だった。犯人はその後川で遺体となって発見され事件は解決したように思われていた。アンジェラの携帯が鳴り「よくも俺のファイルを盗んだな、殺してやる」と言われる。恐怖に怯え、電車の中を必死にかけて車掌に助けを求めるが車掌は何者かに襲われ動かない。焦るアンジェラは…
元警部の老人をマックス・フォン・シドーが演じ、DNA鑑定やデータ照合など最先端の捜査技術とは逆行したカンと足と主役のジャコモの記憶をたよりに独自の捜査を展開する。最初の売春婦が家から逃げ出してからのシークエンスが緊張と恐怖の連続で、走る列車と激しく降る雨がスピードを感じさせ緊迫をより一層強めお願いだから早く終わって欲しいと思うほどのスリル。マックス・フォン・シドーはどこから見ても北欧神話から抜け出したような容姿でとてもイタリア人にみえないけど、ジャコモにパスタを作ってやって一緒に食べる(パスタの味はどうだ？まだたくさんあるぞ)ところなどとても雰囲気があった。

• #やかんなし
• #旅行の予習

これまたダリオのセンスと音楽
雰囲気全てが揃った作品🙆‍♀️💓💓

冒頭のデリヘルの女がとにかくブスで
胸も整形感溢れていて萎え萎え。
だけども、殺されかたが素晴らしい！
デリヘル行ったら男がめちゃやばい奴で
列車に逃げてきたんだけど
この列車も神がかっている！！！
雷は鳴るわもう悪魔悪魔悪魔な展開。
大体、犯人から逃げてきて列車
発車してるのにもう列車にいるとか
殺人鬼じゃなくもはやどこでもドアで
駆けつけたレベル。
デリヘル嬢ももう汗だくに逃げ回る
感じが余計小汚さが目立った笑笑😂！

そっからのやはり相変わらず
神出鬼没というか..
どっからでてきたの！？ってくらい
不思議な殺人だらけ。

小人殺人事件やら、主人公の母親が
口にナイフ突っ込まれざくざくの
トラウマ劇場など盛り沢山🙆‍♀️🌸

バレーリーナの殺人は傑作！！
首丸ごとごとんには芸術🌸

父親がずっと見張っていたのも
異常だな笑笑😂！！
引退した元刑事のじいちゃんやら
相変わらず、ダリオさんの芸術を
感じられた👏
ホラーでありサスペンス
色が強めな一本。