てくのすけ

ドゥームズデイのてくのすけのレビュー・感想・評価

ドゥームズデイ(2008年製作の映画)
3.5
死のウイルスが蔓延するという設定ながらパンデミック人間ドラマでもゾンビものでもなく、なぜか現代と世紀末ヒャッハーな世界と中世グラディエーターな世界が同じ時間軸に存在するという奇跡のような世界観。なんじゃこりゃ奇天烈で面白い!エグい!そしてローナ・ミトラ姐さんがカッコよい。キャラ造形は若干ステレオタイプながら描きかたが上手いのですんなり入ってくるし、軍曹がスゴい頼りになるのがステキすぎる。

逃げ場のない絶望感はさすが『ディセント』のニール・マーシャル。ゴア描写も容赦なさすぎて却って笑える。お料理シーンはかなりキツいけど、車ぶつかって首ポロリとかいいです。追い詰められると人は本性を表すなんて生易しい、人は元々残虐で利己的である、とでも言ってるようで、それが潔いです。
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