ウネウネか
クネクネか
モジモジか
ウジウジするアラン・ドロンが観れる映画。

ソ連から追放されてメキシコに流れつくトロツキーの暗殺を描く映画をアメリカを追われてヨーロッパをウロウロするジョセフ・ロージーが監督するのも面白い。

メキシコに追いやられても
要塞みたいな屋敷で世界に向けてアジ続けるリチャード・バートン扮するトロツキーは存在感抜群。

そりゃ、あんな迫力あるおっさんに偽の論文でも「もっと本を読め。ばかたれ。」といわれながら校正されればビクビクします。劇中では後ろから頭はたくチャンスをうかがっているのだけれども。
暗殺のハラハラより実行するかどうかのウロウロを描いてます。

叫

1929年、スターリンによってソ連から追放された革命家トロツキーは、各国を転々としたのちメキシコに逃亡
だが、1940年にクレムリンの密命を受けた暗殺者フランク・ジャクソンの手にかかって殺された

世界史上あまりにも有名なトロツキー暗殺事件を描いた伝記ドラマ

トロツキーを殺した男

歴史から始まる

彼にどんどん近く
淡々と描かれます

ロマンス感もあり

最後はまあまあでした

インテリ風眼鏡がもの凄く似合わない
アラン・ドロン
なのに渋過ぎる
サングラスはカッコ良すぎ

ロミー･シュナイダーと
二人で昼下がりにイカダに
乗ってユラユラ揺れてる
美しい

我々は必ず勝利すると断言する
社会主義の闘士トロツキー
亡命先での暗殺者の気配を感じながらの
トロツキーの言ったジョークが
高尚過ぎて分からなかった

革命の最中のメキシコ

1940年8月
ロシア十月革命の指導者レーニン
そして中央委員会のトロツキーはソ連共産党を
除名した後メキシコに亡命
スターリンは刺客を送る

誰が見ても挙動不審のアラン・ドロン
トロツキーの後頭部に突き刺さるピッケル
一撃で絶命しはしない
実際は アイスピックで後頭部を刺されて
病院で翌日息をひきとってます

知らなかった史実で
面白かった