ダラスの熱い日の作品情報・感想・評価・動画配信

「ダラスの熱い日」に投稿された感想・評価

*リアリティのある淡々とした描写が怖い

オリバー・ストーンの「JFK」の18年前の映画。最後の多数の関係者の不審死のナレーションが怖かったのを覚えている。

脚本は赤狩りで有名な「スパルタカス」「パピヨン」のダルトン・トランボ

「JFK」では陰謀側のトミー・リー・ジョーンズやジョー・ペシなど魑魅魍魎という感じで、ジム・ギャリソンやオリバー・ストーンの熱意が全面的に出すぎている感じだったが、こちらのバート・ランカスターやロバート・ライアンはいぶし銀で本当の諜報機関の黒幕っぽい雰囲気でこの映画の方がリアリティを感じる。

暗殺の準備の描写も淡々としていて、実際のニュースフィルムを違和感なくうまく取り入れているので半分ドキュメンタリーのような感覚で見れる。

隠れた名作
『JFK』『ジャッカルの日』あたりが想起されるが、尺が短くサクッと観れるので装飾しないぶっきらぼうさが活きてる。
暗殺のシークエンスですら大きく観客を煽ってこないのは凄い。
この映画の主人公であるバート・ランカスターとロバート・ライアンなんて謀議するだけだからね。これは勇気いるよ。
サーフ

サーフの感想・評価

3.2
1963年に起きたケネディ大統領暗殺事件。この映画は「この暗殺事件は陰謀によって起こされた」という仮定に基づいて描かれる作品。

物語は淡々と進んでいく印象。そこに物語性は無く、再現ドラマかな?と思ってしまうほど。
登場人物もなかなか分かり辛い。似た様なおじさんいっぱい出てくるしそれぞれの役職や立場もあんまり触れられない。「ケネディ暗殺」という事実に基づいて物語は進行していくので、映画そのものについていけないという事は無かった。何らかの陰謀によって暗殺に向かって進んでいくという事は分かる。

当時のニュース映像や中継映像を交えながら進んでいくのでドキュメンタリー作品のようにも感じる。
ケネディやリー・ハーヴェイ・オズワルドの本人の映像もあるのでリアリティはかなり増す。

ドラマ性はないが、ケネディ暗殺のシーンのあたりの緊迫感はかなり感じる。暗殺直後、無音のなる下りもとても効果的で良い。

事件発生10年ほどで「陰謀論」を作品に仕上げているのは重要なポイント。当時から「陰謀ではないのか」という声は上がっていたんだなと思った。

実際の所、真相はどうなんだろう?機密文書が全て公開された所で真相は闇の中という気がしてならないけれど。
「ダラスの熱い日」
テキサス州ダラスで起きたケネディ大統領暗殺事件を、仮定に基づいて陰謀劇に仕立て上げた作品。元CIAの高官の呼びかけで、タカ派の政財界の大物が集まった。彼らは、リベラルな政治を推進するケネディに危機感を覚え、彼の暗殺を画策する。そして、暗殺チームを編成する一方、オズワルドという男を犯人に仕立て上げようとするが……。

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黒人の味方をするケネディのことを良く思わない連中が集まり大統領暗殺計画を企てる。この「ダラスの熱い日」ではケネディ大統領暗殺は、事前に計画されていたという設定。ケネディと同じようにアメリカの歴代大統領で暗殺された事件はとても多い。

ケネディ大統領暗殺計画はタカ派の権力者達によって、たんたんとそれでいて念入りに計画されていく。実際、この暗殺事件は犯人のオズワルドという一人の男がぶっつけ本番でできた犯行ではなく、複数の凄腕の狙撃犯の起こした事件とは前から言われている。計作して実行に移っていくというサスペンス要素が地味な映画だけれども飽きさせない演出になっている。オズワルドに疑いが向くように工作するさまが恐ろしかった。
ケネディ大統領については、最近ではスティーブン・キング『11/22/63』でも、小説の題材になっている。謎の多い暗殺事件は、今後もまた形を変えて映画や本も題材になって表現されていくのかもしれない。
未だ真相は闇のまま、ケネディ大統領暗殺事件。
結末に向けて陰謀論を具体化して肉付けしていくだけなので、サスペンス映画として面白くないわけがない。脚本はトランボなので怖いもの知らず。
空手チョップ...?
自由を求めて人々が動いた60年代、自由への抑圧に葛藤する70年代、自由に解き放たれた80年代、それぞれの時代を背景としたアメリカ映画が大好物です。
光と闇の国、アメリカよ、これからも表現の自由を最大限に活かした映画製作を宜しくお願いします。
yuukite

yuukiteの感想・評価

3.7
むかしTV放送で。たぶん日曜洋画劇場。小さい頃、この映画を観てケネディ暗殺の影の存在を知る。以降ケネディ暗殺題材の作品はたくさん製作されている。この邦題は良い。「パピヨン」のダルトントランボ脚本。エドローターも出てます。ここでは少しカッコいい役。
simon

simonの感想・評価

3.0
最後怖い
Billy Batのオズワルド周りの話はこの映画からの影響が1番強いと思う
後発の「JFK」も観ているしその他のドキュメンタリーなんかも観たことがあるのでそこまで衝撃は受けないけれど
これが1973年の映画だってことがすごいと思いました。
すでにその時点でかなり検証ができていたってことだし
それほど杜撰だったなら現代では通用しないだろうなぁと。

90分と短めの映画ですがやや単調に感じました。
犬

犬の感想・評価

3.3
統計

多くの謎に満ちたジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件にメスを入れ、当時のドキュメンタリーフィルムを挿入しながら真実をさぐるドラマ

いろんな検証が
貴重な映像もあります

オズワルド
議論を呼ぶ

タイトルの意味

時代を感じます
いまだにいくつもの解釈でドキュメンタリーが作られているけど、どんなに追及しても結論はいつもウヤムヤになるジョン F ケネディ狙撃暗殺事件題材に、ニュース映像を取り込んだドキュメンタリー風劇映画ってことなのかな。
おもしろいと思います。あくまでも劇映画として。
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