豊田の山あいで豆腐屋を営む初老の男・島田勇作。勇作の作る豆腐はそんじょそこらの手作り豆腐とは月とすっぽん、味が違う。そこにはものづくりの魂があった。 そんな勇作の元に東日本大震災で家族を…
>>続きを読む北へ北へ 失われた記憶に向かって 二人は歩き続けた 1945年、南樺太に一輪の桜が咲いた。やっと咲いたその花は、江蓮てつたち家族にとって希望の花のはずだった・・・。その年の8月、…
>>続きを読む一人暮らしをしていたトヨ(八千草薫)は、あるとき一人息子・健一(武田鉄矢)に勧められて詩を書き始める。 日々の暮らし、季節の移り変わり。自らの老いを見つめるユーモラスな視線や懐かしい時代へ…
>>続きを読む終戦直後の港町・横浜に復員してきた健三(原保美)は、生き別れになった妹のミツコ(美空ひばり)を捜していた。戦地へ赴く前にミツコに教えた歌「悲しき口笛」だけが、焼け跡の混乱をさまよう健三のた…
>>続きを読む信州に生まれ育った中山晋平(中村橋之助)は、少年時代に見た旅楽団のジンタに魅せられ、音楽の道に進むことを夢見る。18 歳の時に、早稲田大学教授・島村抱月(緒形直人)の書生になる機会を得て、…
>>続きを読む