豊田の山あいで豆腐屋を営む初老の男・島田勇作。勇作の作る豆腐はそんじょそこらの手作り豆腐とは月とすっぽん、味が違う。そこにはものづくりの魂があった。 そんな勇作の元に東日本大震災で家族を…
>>続きを読む北へ北へ 失われた記憶に向かって 二人は歩き続けた 1945年、南樺太に一輪の桜が咲いた。やっと咲いたその花は、江蓮てつたち家族にとって希望の花のはずだった・・・。その年の8月、…
>>続きを読む生まれ育った海沿いの町で、漁師の夫、2人の子どもと幸せに過ごしていた佐藤千恵子(夏木マリ)の暮らしは、2011年3月11日に一変。津波に流された夫は帰って来ない。それでもいつか夫が戻って来…
>>続きを読むずっと待っちょいますから―――。敗戦の色濃い1945年春の鹿児島で、美しく純朴な娘に芽生えた淡い恋の行方。黒木監督の遺作。
松山高校の寮生活者たちの奔放な生活ぶりを追って展開する“県女のマドンナ”と噂される房子に想いを寄せる洪介と友人オンケル。文化祭の演劇コンクールに参加する彼らは、だし物の主演女優に彼女を説得…
>>続きを読む昭和30年代。戦後最大の引揚港でもあった福岡は戦争の傷跡を残したまま、復興を遂げようとしていた。 主人公・海野俊之は焼け跡となっていた中洲の一角に小さな食料品店「ふくのや」を立上げ、妻の千…
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