天正十五年。豊臣秀吉の茶頭千利休(二代目中村鴈治郎)の娘、吟(有馬稲子)は、六年間一筋に慕い続けてきたキリシタン大名高山右近(仲代達矢)をむかえて喜びにもえた。しかし、妻のある右近はキリシ…
>>続きを読む『望郷』(1982)、『桃さんのしあわせ』(2011)などの名匠アン・ホイが、中国語圏で人気が再燃している「民国四大才女」とも呼ばれた女性作家シャオ・ホン(蕭紅)の31年の生涯を描いた大作…
>>続きを読む中国の激動の歴史に大きな影響を与えた宋家の三姉妹をメイベル・チャン監督が描いたヒューマン・ドラマ。20世紀初頭の中国を舞台に、自らの理想を貫いた実在の三姉妹の愛や葛藤を伴う生涯を描く。
大正時代の東京・向島。げんと碧郎の姉弟は、作家の父と継母のもとで暮らしている。げんは病気の継母の分まで碧郎の世話を焼くが、碧郎は不良仲間とつるむように。時にかばいあい、時に大喧嘩をしながら…
>>続きを読む1950年、共産主義国家として誕生した中華人民共和国の都市・ハルピン。中国人戦犯でごった返す駅の中で、自殺を試みようとする男の姿があった。彼こそは清朝最後の皇帝・溥儀。薄れゆく意識の中で、…
>>続きを読む清朝末期の上海の高級遊郭を舞台に、艶やかな輝きを放つ遊女たちと、遊郭に出入りする男たちとの絢爛豪華な世界を映し出していく。広東省出身の官僚・王(ワン)は、数年来の馴染みである小紅(シャオホ…
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