令和の今でも中華後宮ものって鉄板カテゴリなんだよな。なんなら宝塚の虞美人草、プッチーニのトゥーランドットまで遡ってもいい。みんな大好き異世界ファンタジー。何はともあれ「あの」溝口初のカラー作品ですよ…
>>続きを読む1955年 溝口健二監督作品 カラー98分。出世欲の強い安禄山(山村聡)は、親しい楊家の娘玉環(京マチ子)を玄宗皇帝(森雅之)の後妻に迎えさせようと企てる。そして高力士(進藤英太郎)の協力も得て玉環…
>>続きを読む本にも書いてたけど色彩的にはめちゃくちゃ作り込まれてるし、セットも小道具も力入れまくってるのはすごく分かった。油絵か?っていうような美しいカットもあってびっくりした。
でも、そもそも題材的に溝口健二…
セットを壮麗にすることが優先され、長回しを活かす空間設計ができなかったのか。広い空間を舞台にした夜祭の場面は精彩あり。あと、蒸籠から立ち上る湯気を暗い炊事場のアクセントにするセンスは見事だ。「長恨歌…
>>続きを読む溝口初のカラー作品。しかも題材はお馴染みの古典とはいえ中国を舞台にした楊貴妃の物語。冒頭から長回しの移動ショットが使われているが、見事なのはその次のショット。森雅之が琵琶を奏でているのを部屋の外から…
>>続きを読む2人だけの離れ小島、それは目の上のたんこぶ。何かを見えなくするのは美しさのせいか、たんこぶのせいなのか。自分自身ではわからない、だけど愛したい。
こうしたいをそうしたいと正面から向き合える人が、と…