出不精の自分にはちょうどよい室内映画。この微睡むような空気感はむしろ劇場鑑賞だと寝てしまいそう。
飲みの席で終始気まずそうな顔するトニーレオンを、五月病をこじらせているであろう新卒の方々にも観ても…
冒頭から酔ったおっさん達が「ジャンケンして負けた方がイッキするゲーム」に興じており、マジでそんなの一ミリも面白くなさそうなんだけど超盛り上がってるし、宴会のたびにそれしかやってないからその光景がだん…
>>続きを読むワンシーンワンカット、カメラはゆっくりパンするだけ、ずっとアンビエントな音楽が流れていて、舞台もずっと室内と、徹底して抑圧的だ。更にはストーリーも朧げ。要素を悉く削ぎ落としたからこそ、これほどまでに…
>>続きを読む上海租界の遊郭での日常を淡々と描き出した侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督作。
一人の男に固執して萎んでゆく小紅(羽田美智子)と、美貌と才覚で独立を勝ち取り自立していく翠鳳(ミシェル・リー)との明暗…
全編ワンシーン・ワンショットの中でも宴会シーンが特に良かった。基本何が何だか分からない、トニー・レオンの表情の揺らぎがいい感じに記録されていたようには思える。
インタビューで必要ないみたいなこと書か…
19世紀末上海高級娼館内、
男女の人間模様。
美味しそうに飲むスープ。
アヘン。ジャンケン遊び。
人の噂(もちろん下ネタあり)。
(その遊びの一体どこが面白いのか、全くわからなかったけど😅)
…
ホウ・シャオシェン監督が「非情城市」以来、再びトニー・レオンとタッグを組んだ作品。羽田美智子がメインキャストとして登場しているように松竹が出資した日本と台湾の合作映画。
原作小説をそのまま使った原…
侯孝賢映像製作社・松竹株式会社