おとうとの作品情報・感想・評価

「おとうと」に投稿された感想・評価

な、何という終わり方

川口浩が倒れてからの展開

今まで見た川口浩の映画の中で、一番のはまり役なのではないかと思うほど

「病院は惨め臭くないところへ入れたい」

モダニスト森雅之は大正時代にマッチする

この年のキネ旬1位なんだと

あと、田中絹代をはじめてカラーで見た
仕事が忙しく放任がちな父と宗教狂いの継母、そんな両親にかわって弟の面倒を見る勝気な姉、微妙な家庭環境で次第に弟の放蕩はエスカレートしていき、そんな日々の中で弟が病で倒れる

全体的にはそんなに面白いとは思わなかったけど、大正期の空気感を出した映像、役者の演技でそれなりには楽しめた
この技法「銀残し」って言うんですね、勉強になりました

先日山田洋次監督の「おとうと」を先に見ていたので少し気になってはいて、実際見てみると確かになるほどと思った

弟役の川口浩の年齢は少し気になるんだけど、岸恵子については特に気にならないのが凄い、元気でかわいくて表情豊かで今まで見た岸恵子で一番良かったかも

あとはラストシーンが印象的、弟の死の直後でも変わることのない気の強さみたいなシーンなのかな
Marrison

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2.2
岸恵子さんが若さと美の絶頂期にこんな演技をしてたこともあったっけ、という軽い記録にすぎない。フィルムの色合いなんて今になればどうだっていい。

不品行な弟役(川口浩さん)は、喋り方もキャラ全体も戯作的でまったく好きになれない。(大正~昭和前期という時代ごと?)ゴミ箱行きかな。
美貌の岸さんが「どうせあたしは不美人よ」と白々しく台本通りに言い、観客は「はあ?」・・・
とにかく、旧い家族制度にがんじがらめにされてる若い長女が、弟に時々怒りをぶつける物語なんだが、それは「迷惑だから」じゃなく「まっとうに生きてほしいから」。現代人からすれば、お姉ちゃん(岸さん)あんた怒るところがまちがってるよ。イライラするよぉ。
もっと超時代的に賢い仕事ができたはずの脚本家。。。。

終盤、彼女への愛を継母がぎこちなくも表明し始めたりして、物語は人間の真実を今さら探り当てようとしてる。何だか遅いんだよ。
始まってしばらくはかなりいいぞと思ったが好まなさがどんどん勝り
カメラワーク流麗だったがそれも時折イキりを感じ
moco67

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4.0
幸田文の同名の原作を読んで、後から本作品を観ました。原作でも十分胸迫るものがあったから映像になるとより一層だった。
イシ

イシの感想・評価

-
以前みたことあるかもと思ったけど、みても思い出せんかった。ベタベタしている感じが、個人的にはあまり心には残らなかったです。

うちの姉貴もこんな感じなので共感できる。ガキの頃は鬱陶しかった。
弟はまるで昔の俺を見ている様だ。

この歳になって兄弟の絆ってのは良いもんだと気付かされる。

TSUBASA

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2.7
短文感想 62点
これはちょっと微妙でした。やんちゃな弟の世話を見る姉の視点からの映画なのですが、少し弟さんに共感できない節もあり、終盤も感動には至りませんでした。あえて「おとうと」と平仮名にすることで、親近感をわかせているのは良いと思いますし、題材としても良いのですが、自分にはあまり響かずでした。短文すみません。
川口浩がやっぱり嫌いなんだけど、銀残しの画面は何か叙情があっていい。でも「幸福」の方が好きだ。
Jeffrey

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4.5
「おとうと」
市川崑が幸田文の原作を映画化した本作は当時の賞を総なめにし、日本が産んだ技術の銀残しで有名な作品で宮川の凄さが一目瞭然!不良の弟と威丈高な姉の愛情を描いた大正時代の面影ある雰囲気と美しくも儚い結末が針を飲むような呵責の悲しみになる。姉弟の葛藤の台詞も胸にくる大傑作!
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