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一枚のハガキ
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『一枚のハガキ』に投稿された感想・評価

2012.7.29(日曜)14時上映
土岐市文化プラザ・サンホール
前売協力券 1000円を知人から紹介され購入したもののどうにも鑑賞意欲が湧かず結局当日映画鑑賞せずに今日まで持ち続けていた・・やっと📺で鑑賞出来たのでこの前売り券は破棄する事に決めた。


監督・脚本・原作は当時99歳の巨匠、新藤兼人である・・映画人生最後の作品である。
監督自らの実体験を元にして製作された作品であり、さぞや暗い映像だろうと思い鑑賞を躊躇していた。


戦争末期、中年兵として徴集され戦地を籤引きで決められると云う理不尽な軍隊・・そんな戦争の愚かしさと全てを失っても逞しく生きていく人々を描いた作品です。


戦争の暗さよりコメディ感あるストーリー展開に以外性がありまた定点カメラで撮ったようなまるで舞台劇を観ているような錯覚に陥った。


大竹しのぶはやっぱり凄い女優だと思わせるが豊川悦司は下手過ぎる(わざとなのか⁉︎ 演出なんだろうか⁉︎)

『生きていく』映画がここにある。
広島が生んだ巨匠 新藤兼人監督が、日本最高齢映画監督として98歳で撮った遺作

【戦友に託された一枚のハガキ】
戦争に翻弄された人々の、戦後の生き様

夫が戦死し、その弟と結婚してまた戦死され、独りぼっちになった女

復員したら、嫁と自分の父親が駆け落ちして逃げられていた男

泣くに泣けない踏んだり蹴ったり
生き延びたのは[運]が良かっただけ
死んだのは[くじ運]が悪かっただけ
人の運命は紙切れ一枚分の軽さなのか?

「生きんさい!」
踏まれて強く育つ[麦]になれ。
[やり切れなさ]の中に光るユーモアの温かさ。
ハングリーな時代を生き抜いた[昭和の説得力]が息づいている。
監督自身の従軍時代の貴重なエピソードを交えて語られる[ラストメッセージ]は、残された人々の[再生への願い]を込めた渾身の一作!

有田神楽団の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)などご当地の伝統芸能も登場👍
郷土愛にあふれてる!
ひでG

ひでGの感想・評価

3.7
終戦の日なので、戦争を扱った作品を借りて、観ました。

100歳で逝去されるわずか2年前、つまり98歳でこの作品を撮った新藤兼人監督。

まさに、反戦いや戦争への憎しみをライフワークにしてこられた監督さんの遺作。

戦友が託した一枚のハガキを戦友の妻に届けるお話。誰もがイメージする展開、

これを山田洋次さんだったら、みんなが思うように仕上げただろうな、

新藤兼人監督、たくさん観てきたわけではないけど、
戦争反対!という側面とともに、
「人間の怖さ」みたいなものもよく描いていた。→今、作品名を思い出せないけど、監督さんの奥さん乙羽信子の怖いメイクの作品があったな、、、

戦争に関することは、後述するとして、そんな新藤怖い面がこの作品でも出ているよう。

それを全部ひとりで背負っていた大竹しのぶの怪演!

随所に、怖さ、凄みみたいなものを感じさせてくれました。

ちょっと、ひとり前に飛び出している感もなくはないし、バランスが良い作品とは言えない気もする。


さて、戦争に関することに戻ろう。
戦友と豊川悦司の生死は、くじで決まった。
つまり、くじによって赴く戦地が違い、運命を分けてしまった。
なんと酷いことか、

大竹しのぶもトヨエツも戦争に翻弄されてきた人生。

零戦でバーと飛びました。家族や仲間を守って!そこに美しい曲が流れ、綺麗な死です〜的なお話とは、180度違うテイスト。

嘆く、叫ぶ、絶望する、蔑む、

平和な時代なら決して表出しなかっただろう感情をさらけ出し、のたうちまわって、
這いつくばって、生きている2人。

戦争を美しくあるいはかっこよく描いちゃうお子ちゃまとは違い、
戦争の苦しみを全部知ってきた監督さんだから、描ける世界。


炭になったものから再生ていくラストは
そんな中でも立ち上がろうとする人々のたくましさを表していると感じました。

戦争は遠い過去でも、どっかの国で起こるものではありません。

今の視点で、今の現象と照らし合わせて考える、感じるものだと改めて思いました。

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