戦死したはずの夫が帰還。だが妻は夫の甥と新しい生活を始めていた…。戦争という大波に飲み込まれ人生を狂わされた男女の悲劇を、新藤兼人&乙羽信子の名コンビで描く。理髪店を営む喜一(宇野)と左喜…
>>続きを読む昭和18年。海軍二等兵として舞鶴海兵団に入団した白鳥をはじめとする若者たち。翌年2月に少尉に任官した彼らは、胸の内に複雑な感情を抱えながらも訓練に明け暮れていた。そして日本玉砕の報せが相次…
>>続きを読む第2次世界大戦後の1945年。シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された日本人捕虜たちは、零下40度にもなる過酷な環境の中、わずかな食糧のみで重い労働を強いられ、命を落とす者が続出してい…
>>続きを読む鹿児島県の小さな港町で暮らす山岡と妻の知子。14年前に肝臓を患い、透析が必要な知子のために沖合漁業を辞め、今はカンパチの養殖をしていた山岡だったが、そんな彼の元に自分と同じ特攻隊の生き残り…
>>続きを読む富山の刑務所で指導技官を務める倉島に亡き妻から手紙が届く。「故郷の海に遺骨を散骨してほしい」と書かれた妻の遺志に応えるため、倉島はひとりキャンピングカーで妻の故郷の長崎を目指す。旅の道すが…
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