この国の空の作品情報・感想・評価・動画配信

「この国の空」に投稿された感想・評価

作品のテーマというか主軸は“極限状態での生と性”だと思う。
戦局の悪化とシンクロする里子の絶望感。
絶望≒遠のく女の幸せ(困)―――その前に男が居ないわ(汗)―――だって戦時中だし(泣)。


里子が食べ物を口にする仕草はどこか妖しい。
里子が発する言葉にも艶っぽさが宿っている。
いつしか芽生えた市毛に対する想いが大きくなるにつれて、里子の内側から醸し出されるそれも大きくなっていく。

里子演じた二階堂ふみの独壇場な作品。
日増しに強くなっていくエロチックさを言葉一つ、佇まい一つで作り出していた。
エンディングはちょっと背筋が「ゾクッ」と。
色彩も、カメラワークも、セリフも、演出全体で静謐を意識したからこその最後かな。

戦後70年の今年は洋邦問わず戦争映画はやっぱり多い感じ。
その中でちょっと変わったアプローチの作品だと思う。
FURU

FURUの感想・評価

2.0
これはあんまり好みではなかったです。
ハセヒロさんも二階堂さんも好きなのになー。
なんかいまいちだったー。
mh

mhの感想・評価

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終戦が近い東京・杉並区(の西のはずれにある善福寺がモデルの)碌安寺町が舞台のホームドラマ。
何度も挿入される食事のシーンや、疎開して子どもがいなくなった東京郊外の様子や、農家への買い出し、灯火管制下の生活など、これまでみたことないレベルでリアル。とにかく細部へのこだわりがすごかった。
母と娘が交わす会話の独特のリズムやテンポは、原作本にある会話をそのまま使っているからみたい。
当時の出来事(横浜空襲とか八王子空襲。原爆投下とか)でだいたいの日にちがわかってたのでそろそろ終戦かなと思って見てたけど、原作だともっとわかりやすくなっているであろうこのあたりは不親切。
8/14は日めくりカレンダーで表してた。けど、日めくりカレンダーってそこら辺の家にあったのかね?
終盤は邦画っぽいエロや、フェティシズムの描写が顔出すんだけど、そんなにいやじゃなかったなぁ。しゃばだばーみたいなコーラスBGMはなんか少し変だったけど。ラストカットはフリーズフレームで、そこに重なるテキストスライドもちょっと変だった。原作そのままなんだろうけど、映像にするとはまってない。この戦争と、その戦争は同じじゃない。
個人的な収穫は、自転車の扱い。自転車置き場のない時代に自転車に乗っている人はどうしてるんだろうと思っていたので、けっこう無造作にそこらへんの立てかけてて驚いた。
空を見上げて、次のカットで一面の空とか、ベタだけどめちゃくちゃ効果的だよね。
まったく期待してなかったので、余計に楽しめた。
面白かった。
R

Rの感想・評価

2.8
戦争を直接描かずに庶民の姿を通じて描いた戦争映画。

戦況悪くなる時の庶民の風景。母(工藤夕貴)と娘(二階堂ふみ)、その隣に住む丙種で戦争行かない男(長谷川博己)。
母娘の家に「横浜の家を焼かれた」と言って転がりこむ母の姉(富田靖子)。
主に、彼らの日常、と言っても戦時中なので非日常ではあるが、生活風景を通じて戦争を描いた物語。

川で上半身裸になって水浴びする母親(工藤夕貴)の腋毛がリアル。
確かに戦時中など腋毛は剃らないだろうなぁ。

考えさせられるところはあった気がする。
とし

としの感想・評価

3.9
次第に女へと目覚める二階堂ふみの表情に惹かれる。 特にトマトを食べる市毛を見る表情と蚊を潰して血を舐める時の表情が素晴らしい。 神社のシーンや河原のシーンなど二階堂ふみの表情を追うだけで楽しめる。 『地獄でなぜ悪い』のコンビだけど全く異なる二人がいた。 もっと長回しが多いと思ってたけど意外とカット割りが多かった。 ラストの終わり方は残念だったけどエンドクレジットの際の朗読はよかった。
Shiho

Shihoの感想・評価

2.8
終わり方よ!おい!
下手くそか!

テーマと二階堂ふみは良いのに残念過ぎる

最後の二階堂ふみが詩を読む声が良くて、さらに消化不良だわ。もっと彼女を活かせるだろ!
若くて綺麗なときに戦争があり、好きになった人は妻子持ち。これが、「不幸せ」の理由か。

二階堂ふみも美しく、長谷川博己は色っぽかった。

ただ、内容としてはあまり...かなと。
ぽむ

ぽむの感想・評価

-
二度目の視聴。雰囲気が好き。
生活が切迫している。とても色っぽい。
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

2.5
戦争中、母とその姉と暮らす女性が事情により召集されずにいる年上の男に惹かれていく。。。

 うむむ。ゆっくりと進んでいく話と女性特有のドロドロ感な母親姉妹がまどろっこしい。工藤夕貴の母親も富田靖子のおばもなんか怖い。長谷川博己はこういう役ピッタリだなぁ。
 色々適役だけど、個人的には合わない映画だった。。。
milmil412

milmil412の感想・評価

2.8
本能寺に向けての長谷川博己ウイークです。

戦時中にしてはあまり悲惨さは感じられない映画。市毛と里子の恋愛ていってよいのかな?部分より前半のまわりの人の話(蓮司さんとか利重さんとか)がよかった気がする。昭和っぽい台詞まわしとか。
皆さん感じているようにラストのあれは要らないなと。
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