ストーカーによりすべてを失う女性議員を描いたサスペンスドラマ。
ハリソン・フォードとクリスティン・スコット・トーマスが共演。

警察内部調査室の巡査部長（ハリソン・フォード）は飛行機墜落事故で妻を亡くすが、その飛行機の搭乗名簿には妻の名は無かった。
巡査部長が、真相を究明していくうちに妻は浮気のために飛行機に乗ったことが判明。浮気相手は女性下院議員（クリスティン・スコット・トーマス）の夫で、巡査部長は嫌がる彼女にしつこく付きまとう。
それがもとで選挙を控えた女性議員は、娘の信頼や親友などを次々と失っていく…　　

「僕は君の唇を思ってた」
ハリソン・フォードがイカれたストーカーを怪演している。
警官の不正を取り締まるはずの警察内部調査室の巡査部長が職権を乱用して自分の妻の浮気を調査する。
さらには潔癖だった女性議員に対して、スキャンダルとして新聞に暴露すると恐喝してストーカー行為を繰り返し、女性議員を精神的に追い込んでいく。
巡査部長が妻への未練を立ちきれない一方で別の女に手を出すのが女々しい。
ストーカー犯罪者が自身の行為を犯罪と認識していないのが恐ろしい。
一方で女性議員が次第にストックホルム症候群に陥っていく過程が丁寧に描かれている。
夫を失った寂しさとスキャンダルを避けたい女性議員の弱みにつけこむ巡査部長には憤りしか感じない。
結局、巡査部長は欲しいものをすべて手にいれ、女性議員はすべてを失う。
ストーカーとストックホルム症候群の恐ろしさを描いた佳作です。
「映画に行かないか　どうだい？」
「素敵なお誘いね」

2024.10　テレ東にて鑑賞（午後ロード・吹替:筒井愛子 訳）
2021.12　テレ東にて鑑賞（午後ロード・吹替）

• #サザン航空
• #マイアミ国際空港
• #タイド・ホテル
• #ブレスレットのプレゼント
• #マリオットホテルでの後援会パーティー
• #チェサピー湾のコテージ
• #スキャンダル写真
• #アパートの鍵
• #警部補昇進

ほろ苦ラブストーリー。

主演はハリソン・フォードとクリスティン・スコット・トーマスです。

今作のハリソン・フォードは、初めさえない感じなのですが、なんだかんだいってかっこよくなります。

品があって知的で美しいクリスティン・スコット・トーマスが素敵でした。

名匠シドニー・ポラック監督作品。

デイヴ・グルーシンの都会的叙情的なトーンの音楽も良かったですね。

ワシントンとマイアミの空港も絵になるなぁ。


ダッチ・ヴァン・デン・ブロック（ハリソン・フォード）は、ワシントンD.C.の警察官。

ケイ・チャンドラー（クリスティン・スコット・トーマス）は、ニューイングランド選出の議員です。

事故がなかったら、出会うことのなかったであろう2人。

2人の人生が突然の悲劇で交差します。

ダッチとケイのそれぞれの配偶者が同じ飛行機事故で命を落としてしまいました。

配偶者は、隣同士の席で、本名を隠して搭乗していた、

ということは、不倫していたということ？

妻を愛するダッチは真相を調べるため、ケイを問い詰めます。

年頃の娘を動揺させないよう、また選挙を控えていたケイは、ダッチを遠ざけようとします。

ところが、配偶者の裏切りに傷ついた2人は惹かれ合うことなります…

【タズシネマ】午後のロードショー
初見なんですけど、最初ちょっとゴーンガールっぽくて掴みはいいです。
が、、、全然サスペンスじゃなかた。ずいぶん序盤からむむ？っとなって、はい案の定くっつくよね。熟年恋愛ものでした。

選挙控えた女性議員の旦那と刑事の奥さんが不倫旅行中に事故死して今度は残った議員と刑事がひたすらイチャつく話です。どうでもいいわー、という気持ちしか湧きません。

ただ脇役陣が激アツ垂涎です。のちに一世を風靡する24からも2名参加です。

・デニスヘイスパート(24パーマー大統領がハマりすぎて実際に出馬を打診されたんですよ)

・リチャードジェンキンス(バーンアフターリーディングとかジャックリーチャーとか)

・ディランベイカー(スパイダーマンの博士とか最近だとテッドバンディの検事とか)

・ピーターコヨーテ(エリンブロコビッチとか、赤い航路でもクリスティンと共演)

・ブルックスミス(羊たちの沈黙で誘拐される子とか最近だとスキャンダルとか)

・ポールギルフォイル(身代金とかLAコンフィデンシャルとか)

・レイコエイルスワース(24のトニーアルメイダの奥さんとか。日本人の血が入ってて名前も日本風)

・クリスティンスコットトーマス(MI1とか、赤い航路のヒューグラントの奥さんとか)

・ボニーハント(レインマンとか、グリーンマイルのトムハンクスの奥さんとか)

・ケイトマーラ(オデッセイとか、リブート版ファンタスティック4とか)

• #脇役ファン