西部横断レースに挑む人々を描いたロードムービー西部劇。　

ジーン・ハックマン、キャンディス・バーゲン、ジェームズ・コバーン、ベン・ジョンソンらが競演。　

1906年のアメリカ西部で、新聞社ウェスタン・プレスが主催する2,000ドルの賞金をかけた700マイル（1120キロ）の馬による耐久レースが開かれることになった。イギリスの大富豪パーカー（イアン・バネン）、動物好きのクレイトン（ジーン・ハックマン）、彼の旧友マシューズ（ジェームズ・コバーン）、血気盛んな青年カーボ（ジャン＝マイケル・ヴィンセント）、娼婦のケイト（キャンディス・バーゲン）、歯痛に苦しむメキシコ人らがレースに出場するが…

現在の自動車ラリーレースの西部劇版といった内容で、チェックポイントを通りながら数日かけて荒野を馬でゴールを目指す。
はしけによる渡河、砂漠の横断、クマやガラガラヘビとの遭遇など過酷な大自然が出場者たちを待ち受ける。
様々なヒューマンドラマが繰り広げられ、命を落とす者も。
作品タイトルの「弾丸を噛め」の意味には少しビックリです。
終盤には思いもよらぬ展開が待っている。
果たして最初にゴールのテープを切るのは誰なのか？　　
＜"弾丸を噛んで”耐えろ＞（NHK版）

2024.11　NHK BSで鑑賞（プレミアム・字幕：伊東武司）
2023.5　BS12で鑑賞（土曜映画デラックス・字幕）

• #ウェスタン・プレス・レース
• #蒸気機関車
• #サイドカー
• #心臓病
• #馬のひずめの印
• #囚人の工夫

とても異色な・・西部劇の🎬です。


大規模な賞金を賭けて闘う・・西部を横断する人馬レースが今始まろうとしている。

一貫してジーン・ハックマンは・・誰に対しても、馬に対しても優しさで包む素敵な役どころでした。

極悪人も登場しない・・銃で人を殺める事もない・・西部で命懸けのレースに臨むカウボーイ（ひとり女性もいた）たちのハートフルな物語です。

　1906年、アメリカ西部で新聞社「ウェスタン・プレス」が主催する、賞金2,000ドルをかけた西部横断レースが開催されることになった。
　動物をこよなく愛するクレイトン（ジーン・ハックマン）も、一攫千金を狙う旧友マシューズ（ジェームズ・コバーン）とともに出場を決意する。

　他にもキャンディス・バーゲンやジャン＝マイケル・ヴィンセントといった豪華キャストが参加しており、タイトルの「弾丸を噛め」も実に魅力的。

　当然、面白そうだと思ったし、雰囲気もとても良かった。
　ただ、過酷なレースのはずなのにその緊迫感があまり伝わってこず、参加者同士の競争感も薄い。ルールもよくわからず、どう楽しめばいいのか、最後までピンと来なかった。
ラストでは「ああ、そういうオチね」とは思えたが、全体的にはなんとも残念な映画だった。

　キャンディス・バーゲンのかっこよさも、尻切れトンボなシナリオのせいで活かしきれていなかったのが残念。真正面から彼女を活躍させてほしかった。乗馬のテクニックが素晴らしかっただけに、なおさらそう思う。

• #y2025
• #ハックマンハッケヨイ
• #Kの西部劇100