平均スコア低いので、端から期待はしないで観たけれど、私はマルコヴィッチ様を十二分に拝めて楽しかったわ〜🥰

実話の映画化なんですって😲
嘘でしょ❓と思うけど本当の話。

1990年代のイギリスで、映画監督のスタンリー・キューブリックになりすました詐欺師アラン・コンウェイを描いた犯罪コメディ❗️

その詐欺師役にマルコヴィッチ様の"らしさ"が活きてる🤭
口から嘘八百並べ、引っ掛かりそうな人を目掛けて、スタンリーと名乗る。
キューブリックって名前は世界中に通ってるけど、意外と顔は知られてないのかも🤔

自分の映画に使ってやると言いながら「クレジットカードを家に忘れたからタバコとウォッカ代貸して」とかセコく金を巻き上げたり奢ってもらったりして過ごす。
何人にもにバレずに次々と犠牲者が出るが、引っ掛かった人たちは騙されたのが恥と思って訴えないからまた被害が...

『スパルタカス』『ロリータ』『博士の異常な愛情』『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『バリー・リンドン』『シャイニング』『フルメタル・ジャケット』...と実際の作品名や色んな俳優、歌手らの名前を使って行く。

とうとう捕まっても精神を病んだフリをして逮捕を免れ精神病院へ...そこでも巧みな演技で主治医を騙し、遂にはセレブ御用達の「リミニ・クリニック」に送られる😮

1999年3月にキューブリックが亡くなる3ヶ月前にコンウェイは亡くなった。


マルコヴィッチ様の怪演というか快演なので、ファンは必見かな😄
メイクしてネイルして、ファッションが独特。も〜う可愛いから憎めな〜い😍

• #のんchanマルコヴィッチを追う

DVD📀所有、再鑑賞。「シャイニング」「アイズ・ワイド・シャット」などのキューブリック監督作で助監督を務めたブライアン・クック監督作品。ジョン・マルコビッチ主演映画。

大好きなジョン・マルコビッチのコメディです。1990年代イギリスで映画監督スタンリー・キューブリックになりすました実在した詐欺師アラン・コンウェイのお話しです。あの独特の喋り方と下から見上げるような視線がいいですね。

90年代ロンドン。バーやレストランで、スタンリー・キューブリックと名乗る男が現れては、そこで知り合った人々に、新作映画への起用をほのめかすように。人々は喜んで彼に酒や食事をおごったり当座の金を都合したりするが、実はその正体は、キューブリックとは似ても似つかないアルコール依存症の同性愛者コンウェイだった。セレブな話題を振りまくコンウェイに、一般人のみならず政治家や芸能人、記者や評論家までもが騙されてしまい……

キューブリックが様々な無名デザイナーやアーチストに声をかけ、彼らと楽しくお話する話。

…と思いきや、そのキューブリックは偽物で、実は詐欺師のアランちゃん（ジョン・マルコヴィッチ）でした！という、ダイナミック詐欺物語である。

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一見説得力があるようで、すぐボロを出すキャラクターはジョン・マルコヴィッチの得意分野。本作は始終マルコヴィッチの言動を眺めることになるため、彼の胡散臭さが好きなら楽しめるだろうけど、それが苦手な人にとっては面白くないだろう。

本作の見所は彼のファッションである。花嫁さんより衣装チェンジの回数が多いのではないか？と思うくらいであり、その「ハイセンス」な服装は見た目で我々を楽しませてくれる。

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『アイアムキューブリック!』のタイトルの通り、本作にはキューブリック映画のオマージュが散見されるけど、そこまで数は多くない（多分）。音楽はキューブリック作品のものをそのまま使用しているが、そのシーンとキューブリック作品との繋がりが薄いため、その音楽が流れる必然性がないのが本作の欠点であろう。「キューブリックファンは果たしてこの映画を観て憤らないのだろうか？」という疑問さえ湧いてきた。

キューブリック作品をある程度知っていて、ジョン・マルコヴィッチが超好きという若干コアな層に対してはオススメしてみたい作品である。まさに「マルコヴィッチの沼」！

• #マルコヴィッチの沼