ペテン師とサギ師 だまされてリビエラの作品情報・感想・評価

「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」に投稿された感想・評価

面白かった!!

そんなに期待はしていなかったのですが、期待以上に楽しめました!
展開やテイストは色々違うけど、ちょっとコンフィデンスマンJPみを感じました!
コンゲーム系の映画は好きで色々見ましたが、こちらは色々と秀逸だったので、もっとピックアップされてもいいのにー、、、と思える一方で、好みは分かれそうだなとは思います。まず古い映画ですしね。

フレディとローレンスの縄張り争いで1人の女性を騙すことを勝負にする、、、というあらすじは知っていたのですが、フレディとローレンスは対等ではなくて師弟関係(正確にはちがうけど)でびっくり!
ローレンスの方が開始時点で実力者で何枚も上手な感じで演出されてるんですよね。フレディの方が全体的に若手で荒削りな感じ。

キャラクタも方向性がちゃんと違っていて、フレディはお調子者の2枚目、
ローレンスは余裕の大御所で、紳士的な詐欺師って感じでした
2人のキャラクタは思ったよりもよかったですし、特にローレンスには愛着を持ちました!

とは言っても騙し合ですので和気藹々な感じではないです。
たとえば、いがみ合う?出し抜き合う感じが好きな人でも、騙し方とか演出は少々ギャグ寄りでスマートさに少し欠けるので、苦手な人はいるかも。
というのも、まぁ謹慎なネタが多いので(病気ネタ多いです)ここら辺割り切って笑える人じゃないとそもそも楽しむのがキツいかも知れないですね。今だと色々問題視されそうなネタも笑
私は期待値低めなところからはじまってるので、ああギャグ寄りの映画なのねーと、気軽に適当に受け入れられましたが、、、

あとは、本編に入るまでが長すぎですね!粗筋の展開に入るのが中盤くらい。それまでずっとあーだこーだやってるので、あらすじ間違えたのかと不安になりました。

後半の展開はネタバレになるので伏せますが、まあ、最後まで結構展開が色とりどりで、色々見せてくれるので、飽きずに最後までそこそこ楽しめました!
ガチのコンゲームだと思うと突っ込みどころは多いですが、ギャグ・コメディ映画の一種だと思って見ると、そのわりにはしっかりできてるな!となると思います!

以下はネタバレありの感想です!!!

※鑑賞した人だけスクロールして!
















↓↓↓


オチに関しては実は職場の同僚の人が予想していて、ドンピシャで当たってたので、意外性みたいなのはそこまではなかったです!
ありがちっちゃありがちですよね。

個人的にはローレンスが気に入っていたし、主人公ポジションで愛着も湧いていたので、彼が騙されちゃう展開は嫌だなーと思ってたのですが
(最後は主人公とか好きなキャラが勝って気持ちよく終わって欲しいタイプなので)いざオチまで見てみると、予想よりもストレスは少なかったです!

まず、ローレンスvsフレディに関してですが、ローレンスの負けを認めた感じがすごくカッコ良かったし潔かったし紳士だった!
途中までの格が違う感じの展開ももちろん好きですが、足叩いたりとか、あそこらへんのは、ちょっと典型的なギャグだし、かわいそうだなって思っちゃいました、、、笑
最終的には勝って欲しかったし、全部実はおみとおしで、掌の上で色々転がして欲しかったけど、そうじゃないとしたらあれは一番最良の温度感だったと思います!キャラクター本当に好きやわー

肝心のvsジャネットに関してですが、こちらもローレンスの騙され方がかっこいい!
見苦しく悔しがりすぎないところがやっぱりかっこいいですよね。
ちなみにジャネットの正体に関しては、オチを予想してると、冒頭から結構頻繁に伏線がはられていてびっくりしました。
ローレンスには見破って欲しかったなぁー!

最終的に、2人でしょぼくれておわりかと思ったのですが、最後の最後のオチはこの映画で一番気に入っているシーンです!
ジャネットがまた大仕事しようとお魚さんたちを引き連れて2人の前に現れる展開は、正直予想外でした!
ジャネットさんダー子さんやん!!!ってめっちゃなりました!(コンフィデンスマンJPの話です笑)
ローレンスがリチャード、フレディがぼくちゃんって感じ。

このシリーズの主人公?はジャネットさんだったんやなーって感じです。
このたくましいやり手コンフィデンスマンジャネット様とローレンス・フレディのチームが今後どんな詐欺ゲームを働くのか、この三人の大仕事を見てみたいなーと思ってしまいました!

結局騙されて終わりって後味悪いのかと思ったら、まさかの
3人の活躍を想像してワクワクするEDに✩四つ!笑
温度感は絶妙で、突っ込みどころ満載な映画ではあるのですが、ギャグ・コメディ色強めの映画だと思ってみていただければ、その中ではかなりよくできている部類だと思います!!
好みは分かれそうだけど、いい映画だなと思いましたよ!
牛猫

牛猫の感想・評価

3.9
セレブ専門の詐欺師とそこに弟子入りしたペテン師。互いの進退をかけて1人の女性から大金をせしめる勝負を描いた話。

2人の詐欺師とターゲットとなる1人の女性。それぞれを演じる役者の演技が素晴らしく、オチの痛快さも申し分ない。タイトル負けしていない騙し騙されのコミカルな演技合戦も実物。

しかし、本題に入るまでが長くて冗長。スティーヴマーティン演じるフレディは元々ペテン師としての才能があったのだから、わざわざ師弟関係を結ぶくだりとか必要だったかな。肝心のコメディパートもそれほど笑えず。頭の弱い弟とか車椅子とか、際どいネタを扱っている割にギャグの質がお粗末に感じた。

あと、ターゲットになるセレブがただお金持ちというだけで、悪者でもなんでもないから、いまいち詐欺師側に肩入れできない。この手の映画でターゲットになるにはそれ相応の理由がないといけないと思う。

とはいえ最後二転三転する展開は予想できなかったし、その後の物語が気になるような終わり方で後味は悪くない。
上品なサスペンスコメディだった。
丹梵

丹梵の感想・評価

3.8
テレ東の何にもない時にお昼でだらだら観るのがちょうどよさそうです。

詐欺師の騙し合い。

頭空っぽで気楽で良いです。

溢れ出るマイケルケインの紳士な色気が堪らないです。
ミステリーといえばこの人、なマイケル=ケイン主演のコメディー作ということで興味を持っての鑑賞。
リビエラを根白にする、「富める者からしか盗らない」が信条の義賊みたいな王族気取りのベテラン詐欺師(マイケル=ケイン)と、荒削りながら機転の効く流れ者の詐欺師(スティーブ=マーティン)が縄張りを掛けて勝負する。
ターゲットはひょんなことで出会ったうら若き薄幸の美女(グレン=ヘドリー)からどちらが早く目標額をせしめられるかで騙し騙され。

結論から言うと、オチまで含めて予想どおりの展開といえばまさにその通り。
ここは素直にメイン三キャストのコミカルな演技を楽しむことで割り切るべき。
特に序盤、マイケル=ケインが己の詐欺に加担させるべくスティーブ=マーティンにオツムの弱い弟を演じさせたり、車椅子の軍人設定のスティーブ=マーティンを診察する医師の体でその足を鞭でしばく様は本職のコメディー俳優でないがゆえの愛嬌があってなかなかに趣深い面白さ。

というわけで、上品な笑いを求める人向け、というところ。

このレビューはネタバレを含みます

filmarksを始めたのは休職がきっかけです。謎の体調不良に一喜一憂しながら過ごす日々には、家で眺める映画(+たまに映画館)が身体的にも精神的にも真に制約なく楽しめるものでした。映画やドラマをほとんど観る習慣のなかった自分にとりいまいち入口のわからないこの世界に少しずつ馴染めるようになったのは、明らかにこのアプリと、ここで披瀝される数多の知識と情熱ののった文字群のおかげでした。思い当たってくださる方に感謝します。何かを共有できたりできなかったり、表現の凄みや惰性や不可解を知り、己の底の浅さやそれを越えた独特の愉悦を知る、文化的一年半でした。つまらなくても時間の無駄だったと後悔せずにいられる、贅沢な一年半でもありました。
この度リハビリ的に社会復帰が決まり、またやりたいこともいくつかあり、鑑賞や投稿機会は減ると思いますが、リストの消化なぞ一生終わらないことを前提にこれからもちびちび映画をたしなみたいと思います。久しぶりに観た作品がこんな嘘大爆発みたいなタイトルだったので試しにものすごい神妙になってみましたが、この映画も(車いすの描写でちょっと素になっちゃった以外は)映画らしい素直に良い映画でした。
急に消えたら照れたんだなと思ってください。急に投稿増えたら…
amiri

amiriの感想・評価

4.0
完全に隠れた名作だと思う。
先入観なしで見てたから尚更。

基本コメディ調だけど、設定も面白いし、テンポも良くてみやすい。
そして、脚本もしっかりしてる!

ぜひ、見てほしい。
masa

masaの感想・評価

5.0
『寝室ものがたり(1964)』のリメイク作品
南フランスのリゾート地コート・ダジュール(リヴィエラ)を舞台に詐欺師たちの出し抜きあい
秀逸な脚本
Funazo

Funazoの感想・評価

2.5
2人の詐欺師が主役のコメディだからなんとなく期待はしていたものの、思っていたほどハマらなかった。車椅子に乗ったスティーヴ・マーティンが名医のふりをしたマイケル・ケインに足の感覚を確かめるために鞭で叩かれているシーンが印象的。
ふっふっふ(笑)面白かったです。

まぁなんて言うか、2020年から見るとポリコレ的にどうかと思うシーンも多いんですが(障害者の方をいじって?いるので地上波再放送は難しいでしょうね)、そこを抜きにすれば(抜きにすれば)騙し騙されが飽きさせず面白かったです。テンポもいいし。

私はマイケル・ケイン氏が好きなんですが、この映画でも英国紳士っぷりがいいですね。アメリカン・マッチョなスティーヴ・マーティン氏を欧風伊達男に仕立てるあたりは『デンジャラス・ビューティ』を彷彿とさせます。劇中ではフランス語からドイツ語から、はたまたオーストラリア訛りの英語まで(笑)披露してくれます。ほんと芸達者。
アメリカに4週間ホームステイしてた時、ホストファミリー宅で観せてもらった映画。言ってることは何となくわかるなぁくらいの英語力だったので、細かい話の内容は理解できなかったのに湧き上がるような可笑しさ!今までに味わったことのないコメディだった。エンドロールの、Steve Martin、の文字を目に焼き付け、帰国後にレンタルビデオ店でこれを見つけた時の嬉しかったこと!字幕で改めて観たストーリーは秀逸でした。
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