単身赴任 新妻の秘密の作品情報・感想・評価

単身赴任 新妻の秘密1980年製作の映画)

製作国:

上映時間:72分

3.5

「単身赴任 新妻の秘密」に投稿された感想・評価

単身赴任により夫(鶴岡修)が不在中の団地妻(風間舞子)が、愛妻の急逝に落胆している隣人(江角英明)に絆されてしまい、ふたつの家庭を股にかけた二重生活を開始する。欲求不満に喘いでいる新妻が「夫の知らぬ間に云々」の物語を綴っているロマンポルノ。

「団地という閉鎖空間における軟禁状態」と「夫の所有物としての妻の在り方」について、真摯に向き合っている作品。60年代の若松孝二作品にも通じるテーマ性が垣間見えてくるが、1980年度の作品にしては時代錯誤とも言える。

とはいえ、夫には内緒で「同じ団地内の別家庭の妻」を演じるというモチーフは、なかなかどうして見応えあり。「肉体と精神が分離した立ち位置」にいる親友(志麻いづみ)が登場して、女の幸福論へと落とし込んでいく流れも見事なもの。

妻のアソコをパイパンにさせて「自分の所有物」とする考え方は、滑稽であると同時にホラーを感じさせるものがある。このような突飛な性行動を見ることほど、面白いものはない。