Netflix鑑賞！

～ざっくりあらすじ～

武道界で邪道と扱いの流派『五毒門』。６番弟子がある日、死ぬ間際の師匠から、『散り散りになっている５人の弟子たちを探し出し、悪事を働いているようなら殺してほしい。』と最後の願いを頼まれる。
弟子たちはそれぞれ、ムカデ拳・ヘビ拳・サソリ拳・ヤモリ拳・ガマ拳を極めた達人たち。
彼らを見つけ出す旅が始まる...

と思ったら、全員同じ町にいたから割りとすぐ見つかる。笑


～やはり見所はアクションのみ笑～

弟子たちの戦いは見所。
みんな違う拳法使って闘うという設定が好き。
※ドニー・イェンの『カンフー・ジャングル』とか。

そして、この作品。
圧倒的にガマ拳強い。
剣も通さぬ鋼の肉体。

そして、ムカデ拳は弱い。
ハズレだと思う。笑


昔ながらのカンフーアクションを楽しんだ！

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《あらすじ》
過去の悪業で、武術界から敵視されている邪道な流派「五毒門」。病で余命幾ばくない師範はそのことを悔い、最後の弟子ヤン(チャン・シェン)に遺言を託す。既に世へ出ている５人の弟子を探し出し、その中から行いの正しい者を一人と組み他の４人を抹殺しろという。
一番弟子ムカデ拳、二番弟子ヘビ拳、三番弟子サソリ拳、四番弟子ヤモリ拳、五番弟子ガマ拳。それぞれ毒を持つ生き物に倣った武術を使う彼らは、修行中にはずっと仮面を被っていたこと、それぞれ弟子入りした時期がズレていること、世間では名前も素性も変えて生活していることから、本人たちですらお互いが分からない。それを探すのは至難の業だったが、一つだけ手掛かりがあった。
実は、師範には同期の友人で堅気になった者がおり、その人物は「五毒門」の財宝を託されていた。恐らく、５人の弟子たちはその財宝を狙っているはずだ。なので、既に60歳ほどになっているその人物の居場所を探せば、おのずと弟子たちにたどり着けるだろうというのである。
街へ出たヤンは、呆気者のふりをして情報を集める。すると、賢者として人々から尊敬される学者ユエン先生(クー・フェン)が家族もろとも殺されるという事件が起きた。犯人は乱暴者のタン(ルー・フェン)と裕福な資産家ホン(ウェイ・パイ)。実はユエン先生こそが師範の元同僚で、タンが一番弟子のムカデ拳使い、ホンが二番弟子のヘビ拳使いだった。だが五毒拳の財宝の在処を示した地図は正体不明の三番弟子サソリ拳使いが盗んでしまう。
事件を捜査するのは温厚で生真面目な役人マー(サン・チェン)と、人柄はいいが不真面目な役人ホー(フィリップ・コク)。ヤンの情報で目撃者を見つけ出したホーは、遊び人として暮らす友人リーの協力でタンを捕まえる。実はリーこそが五番弟子のガマ拳使いだった。
ところが、ホンに買収された悪徳代官ワン(ワン・ロンウェイ)の策略で、ホーの留守中にリーが真犯人に仕立て上げられてしまう。どんな攻撃も寄せ付けないガマ拳のリーだが、三番弟子によって、唯一の弱点である耳に手裏剣を刺され、役人たちの壮絶な拷問を受けた末に、自殺に見せかけて殺されてしまう。
友人リーの死を悲しみに打ちひしがれるホー。実は彼が四番弟子のヤモリ拳使いだった。ホーこそが正義の心を持った人物だと見抜いたヤンは、彼にすべてを打ち明けて協力し合うことに。事情を知ったマーの協力を得て、タンとホーに決闘を挑む２人だったが、そこでいよいよ謎の三番弟子が正体を現す。実はマーこそサソリ拳使いだったのだ。
激闘の末、一番弟子ムカデ拳タン、二番弟子ヘビ拳ホン、三番弟子サソリ拳マーは倒された。四番弟子ヤモリ拳ホーと六番弟子ヤンはマーの持っていた財宝の地図を手に入れ、師範の遺言通り、宝を寄付して五毒門の汚名を晴らすことにする。


五毒拳の正体はDVDジャケットで思いっきりネタバレしているじゃん！
まあそんな些細なことはともかく

良かったところ
・師範の回想による一～五番弟子の紹介シーン（時期がずれて弟子入りした者もいるはずなのに５人揃っているのは謎だけど）
・えげつない拷問シーン
・キレッキレのアクション
・作りこまれたセット

残念だったところ
・話の展開が遅く、ドラマ部分がつまらない
・登場人物が男ばかり（女性はエキストラとか死体役くらい）
・メインの６人はみんな不細工だし、個性が弱い
・アクションシーンが少ない
・師範のヤンへの遺言が無理ありすぎ。「５人の内１人だけ行いの正しい者を残し、その者と組んで他の４人を殺せ」と言うが、行いの正しい者が２人以上いたり、あるいは全員が悪人だった場合はどうすればいいのか？（ちなみに師範いわく、ヤンはまだ未熟なので兄弟子たちには１対１でも勝てないそうである）
・三番弟子サソリ拳マー、四番弟子ヤモリ拳ホー、五番弟子ガマ拳リーは、互いに兄弟弟子だということを知らないのに友人同士。凄い偶然だ（五毒拳使いは五毒拳使いとひかれ合う？）
・三番弟子サソリ拳マーは財宝の地図を入手したのに、なんでリーを殺したり、ホーとヤンをも殺そうとするのか？（いつか自分の正体がばれて抹殺される前に殺ろうと言う魂胆か？）

カルト映画とまで評されているので鑑賞したけど、致命的ともいえる欠点（上記参照）が多すぎて、乗れなかった。だがバトルシーンは少ないながらもさすがで、とくにクライマックスの激闘は圧巻の一言。

家守拳、蠍拳、蛇拳、蝦蟇拳、百足拳がバトルロワイアル。水含んだ紙で窒息死させたり、脳髄掻き回して殺したりと結構しんどい殺しが見れる。後アイアンメイデンも活躍！