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宇宙からの侵略生物
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『宇宙からの侵略生物』に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

4.3
ハマーフィルム版『ボディ・スナッチャー』
酸素が苦手な超小型エイリアンが人間を次々に乗っ取ることで水面下で支配を逆転し、地球に大好きなアンモニアを充満させようとするクソ迷惑なSFホラー。

めちゃくちゃ面白かった!!
少し前に投稿した『原子人間』に続くハマーフィルムの『quatermass』シリーズ2作目です。

あらすじ…
空から降ってきた怪しげな隕石状の物体を発見したクォーターマス教授と助手が落下場所である廃村に赴く。しかし政府機関により封鎖されていて入ることができない。近くで散乱する物体の1つを拾い上げた助手は中から出て来た何かに触れてしまい顔に火傷を負う。気づくとガスマスクを付けて武装した集団に包囲されており、助手が無理矢理連行されてしまう。教授は警察の知り合いとともに独自調査を開始するが…。

前作に引き続き、人類の過度な発展への警鐘を鳴らす作品。宇宙開発競争の一環として月面基地を作り、宇宙を我が物顔で侵略しようとする人類。それじゃあ逆に異星人に全く同じことをされたら?勝手に宇宙を開発するのであれば宇宙から逆に開発されても文句言えないよね?的な発想(宇宙=他国的意味合いも)からスタートして、異なる価値観が水面下で次第に人類や自国民を飲み込んで行く恐怖や、政府が強大過ぎる権力を持つこと、そして情報統制の怖さや何事にも無関心な国民に対する危機感をも描いている。

しかも面白いのは監督・脚本のヴァルゲストは『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』を見てないということ。原作も読んでないんかな。共同脚本担当でクォーターマスシリーズのオリジナル作家であるナイジェルニールは実際何も仕事してないようですし。自然な発想でコレ考えたとしたらマジで凄い!『惑星アドベンチャー』もそうだし、この時代の同系列作品は面白いのが多いですね。

前作もそうだったけど、冒頭の演出が冴え渡ってる。車を猛スピードで走らせるカップルを俯瞰で捉えるシーンから始まり、助手席の男が顔に火傷を負い錯乱状態なこと、廃村に落下した隕石状の物体が原因だということ、そして主人公であるクォーターマス教授との接触までをジェームズバーナードのスコアで危機感を極限まで煽ってから入るタイトルコールまでの流れがサイコーにワクワクします。

廃村に建造された巨大工業地帯の無機質かつ物量的な恐怖。そこで良からぬ何かが行われているにもかかわらず、警察は政府側だから動かない。そして地元民の雇用を生み出している施設でもあるため誰も不信感を抱こうともしない。良い人ぶって徐々に外堀を埋めつつ、ジワジワと確実に人類を破滅の縁に追い詰めていく。でもそのことには誰も気づかないし、関心もない。

唯一そのことに気づいた主人公のクォーターマス教授たちが、誰が味方なのかも分からない中で情報を集め敵地へと侵入したり、世間に知らしめようと奔走する姿が非常にスリリングで面白い。無駄なBGMを廃し、肝となるところで流れるジェームズバーナードの曲が危機感を盛り上げるのに非常に大きな役割を果たしている。

クライマックスの集団vs集団の総力戦感も激アツだし、最後の最後でお目見えするエイリアンの最終形態もインパクト大。画面の中で描かれた空想的危機感を、終幕とともに現実へ自然と転換させる余韻の残し方はSFホラーの教科書的で大好き。

ハマーフィルムといえばテレンスフィッシャー監督が有名だけど、ヴァルゲスト監督ももっと評価されるべき素晴らしい監督だと思います。『The Day The Earth Caught Fire』は見たいんやけど日本版なさそう…。もっとこの路線で映画を撮って欲しかったです。
ハマープロ製作のSFホラー。クォーターマス教授シリーズ第二弾!と言っても知らない人多いだろうなぁ。サムネイルもDVD-BOXの写真だし(苦笑)レビューも久々一桁やん😆
でも内容はなかなか濃くて最後まで飽きさせない。ある日沢山の小型隕石らしきものが、イギリス🇬🇧郊外に降り注ぐ。地域を調査に訪れる主人公のクォーターマス教授は重武装の警護隊に追い返される。その地域の状況に不審感を抱く国会議員と再び訪ねるが、議員はドロドロになり謎の死。教授が訴える国家上層部の連中もまともに相手にしてもらえず…。ただし皆、謎の傷が顔のどこかにあり…😨
モノクロ映画だが、緊張感が半端ない。教授が一人で調査する謎のプラントの景色が、キリコの絵に似ていて不気味。やがて真相が明らかになっていくがラスト近く登場するラスボスの姿が強烈…😨ヘドラを更に不気味にしたような気色悪いヤツ🤮
クォーターマス教授シリーズは高い興収をあげ、その後のハマープロのホラー制作の礎となった記念碑的作品だが、中々現在見る機会を得られないのが残念っス😢
英ハマープロのSFホラー”クォータマス博士シリーズ”の「原子人間」(1955)に次ぐ第2作。

郊外に降り注ぐ謎の小隕石群の調査に向かったクォーターマス博士は、建設中の巨大な工場を発見する。工場は武装した兵士によって守られ部外者は立ち入る事が出来ない。小隕石を博士の研究所で分析した結果、これは小型ロケットで内部に泡状の宇宙生物が入っていることがわかる。隕石に触れた人間は火傷を負い、そこから生物が体内に侵入して意識を乗っ取るのだ。工場は宇宙生物の基地だと推理した博士は地球侵略を阻止するため、警部、新聞記者と三人で工場に潜入する。。。

久々に出くわしたダメ映画だった。

序盤、有害だと判明している隕石を研究所スタッフが安易に素手で掴み重傷を負うシーンから設定が雑すぎる。以降、ツッコむのも虚しい無理矢理なシナリオが最後まで続く。最大にダメなのはクライマックス。研究所で開発中の飛ぶかどうかわからない強力原爆ミサイルを、博士の個人的かつ刹那的な判断で発射する。あまりにも安直すぎないか?

個人的には、終盤に登場するへドラ風の巨大怪獣が唯一の見所だった。ダメ映画を愛でる好事家向けの一本。