ヴァニナ・ヴァニニを配信している動画配信サービス

『ヴァニナ・ヴァニニ』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

ヴァニナ・ヴァニニ
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

ヴァニナ・ヴァニニが配信されているサービス一覧

ヴァニナ・ヴァニニが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

『ヴァニナ・ヴァニニ』に投稿された感想・評価

4.0
【プリンプリン?🍮】

晩年のロッセリーニ作品。なんだかこの監督らしさが大してなく、むしろヴィスコンティ作品にも近い耽美的なメロドラマや大河ロマンのような雰囲気が濃厚。中世イタリーに於ける、禁断の恋の物語。🏰

豪華絢爛な色彩美、様式美は後期の黒澤明(『乱』)やエイゼンシュテイン(『イワン雷帝』)作品などを彷彿とさせる。排他性が強くて如何にもアートアート!してる映画。総じて敷居が高い。

前にも書いたけど絶頂期のヴィスコンティとか黒澤とかを好む方には是非オススメできる、なぜか日本未公開の曰く付きの作品。まあ、今ではネット配信で簡単に視聴できるから問題はないけど。厳格なラブロマンス。💏
メロドラマ。貴族社会にウンザリしている貴族の娘が、地下組織の活動家をかくまい恋をする話。スゲーベタであり、ロッセリーニはなにも特別なことをしていないように見えるのだが、ただただ傑作。愛に生きる女と、個より世界をとる男の話だ。

セット、コスチュームにもなんの手抜きも抜かりもない。箱庭のような舞台が素晴らしい。レンツォ・ロッセリーニの過剰な音楽も、ネオレアリズモ作品には正直合わないが、この映画にはぴったりくる。

ラスト、死刑台に送られる男と、激情のまま走って修道院に駆け込む女は、異常に遠景で撮られる。
半開きになった修道院の扉の向こうから、俗世である画面手前を一回振り返る女のラストカットが鮮烈!
日本の武士道に触れるのにも似た余韻

ロベルト・ロッセリーニ
『ヴァニナ・ヴァニニ』

円熟期ロッセリーニの歴史メロドラマの集大成。

ウィーン体制下のイタリア、貴族社会の進歩的なご令嬢とイタリア史で有名な反体制地下組カルボナーリ党の悲恋物語。

図式はオーソドックスですが型通りの余韻など微塵もありません。
貴族文化に根ざした生活様式の保守性と時代の改革を目指す理想性を、ロッセリーニ独自の倫理で描き切った第一級品。
因習と打算の中で、尚も若い男女の情念がどうしようもない生きものとして立ち現れるさまは、定石どおり悲劇的結末なのに、生動する条件と戦いながら可能性を広げていく日本の武士道に触れるのにも似た余韻がありました。

『ヴァニナ・ヴァニニ』に似ている作品

ローマで夜だった

製作国:

上映時間:

135分
3.8

あらすじ

修道尼に変装し闇商売をしているエスペリア。ある日、ペンバートン、チャールス、イヴァンら連合国側の脱走捕虜に出会い、窮状を見かねて屋根裏部屋にかくまう。やがてナチがローマを占領。エスペリアと…

>>続きを読む

お吟さま 4Kデジタルリマスター版

製作国:

上映時間:

101分
3.4

あらすじ

日本映画史に残る大女優にして日本映画界における女性監督のパイオニア的存在、田中絹代が今東光の同名小説を映画化し、1962年に発表した監督第6作にして最後の監督作品。華麗な桃山文化を背景に千…

>>続きを読む