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『ゲシュタポ卍(ナチ)死霊軍団/カリブゾンビ』に投稿された感想・評価

2.5
誰にも負けない「死の軍団」

11月はゾンビ⑳

胡散臭いクルージングツアーの船が途中で操縦不能に。乗客と船員たちがたどり着いたのはカリブ海の無人島。そこはナチス時代に作られた人間兵器たちの流刑地だった!

どんな環境でも気候でも戦える完璧な兵士をナチスドイツが生み出し、隠蔽のためにこの島に追いやったらしいのだけど、単なるツアー客すら瞬殺できずに逆にやられてくあたりに「完璧」の程度が知れますわね。兵士たちを研究する博士役で登場する島の主なピーターカッシングが「戦いにかけては誰にも負けない」と豪語しといてこの有様。

本作のナチスゾンビたちは水中用らしく、平常時は水の中に潜んで獲物が近づくと浮上して攻撃してくる。「どんな環境でも気候でも戦える完璧な兵士」って触れ込みだけど、ジャケ見てもらえればわかるように普通に全員ゴーグルしてんですよね。兵士が凄いってよりゴーグルの力に頼ってるだけで水中に順応してないやん…呼吸はどうなってんのか知らないけど、『X-MENファーストジェネレーション』に出てたあの人レベルの順応を見せて欲しい。

しかも明るいのが苦手らしくゴーグル取ったら死ぬという脆さよ。もうこれゴーグルが本体まである!よくコレで戦時中戦えたよね。「誰にも負けない死の軍団」とか言ってたのはカッシングの単なる自画自賛以上の何ものでもないような気がする…全部こいつの妄想説あると思う🤣

『獣人島』のようで、かつ、30年代に『ホワイトゾンビ』によって映画界に生み出されたブードゥーゾンビ発祥地でもあるカリブ海の島というクラシカルな「異界」の空気感を醸し出すのに絶好な舞台設定はそれなりに活かされていて、侵略のための上陸作戦のように海中から起き上がり一団となって海岸へと至る「死の侵略」シーンや、ゾンビたちが影となり整列して迫ってくる異様さは本作の見どころだと思う。

ただ、この異界化と死の侵略の恐怖という強み・魅力を存分に発揮できていたか…と言うとそうでもなく、単発でいくつか挿入されるのみで、着火する意図は感じつつも燃え広がる前に消えていく…を繰り返していた印象。異界としての深化を見せずに表層のみの小手先勝負な雑さが気になった。
Cem
1.2
カリブ海🌊に沈めたはずの軍服ゾンビが、海からうじゃうじゃやってきて人々を襲う!
美女もエロもなし!展開が遅く静かで地味!ピーター・カッシング目当てだったけど、全然出番がない!前半見せ場なし!かと言ってそれ以降もとくに見せ場はないw皆あっさり殺られすぎてダメだね〜血みどろぐちゃぐちゃ汚いゾンビじゃなくてガッカリした
沈んだ軍服ゾンビが一斉にむくっと起き上がるとこは『何かカッコイイ!』ってなった
はい、出た!

一部のヤボテン・ゾンビ・ファンには
ミョ~に人気の高い「水中メガネ・ゾンビ」!


第二次大戦時、ドイツ軍の科学者
ピーター・カッシング先生は
不死の兵士軍団「デス・コープス」を造りました。
この存在を危険に感じた科学者は、
自ら軍団をカリブ海底に封印。

30年後、クルーザーが座礁してしまった
旅行者一団がとある島に上陸。
無人島と思われたその島には、
たった1人、住人がいました。
その住人こそ、ピーター・カッシング先生だったのです!


まぁ世間では「トホホ」のカーストに収まる、
「ダル・ゾンビ」作品なんですが、
なんかねぇ、私もミョ~に好きなんですよ。
コレ。

やっぱり、ドイツ軍の軍服で
バッチリキメた、青白い顔に
イカす水中ゴーグルのゾンビ兵士たちの
そのビジュアルのインパクトよ!

ガキの頃、TV放映していたのをたまたま観まして、
水辺からゆったり現れるメガネ・ゾンビの勇姿だけは
キョーレツに目に焼き付きました。

南国のトロピカルな風景の中に、
この水中メガネ軍団が
ユラリと佇むシュールな絵ヅラの素晴しさ!

しっかりした水中撮影も、
後の「サンゲリア」と言うよりは、
「マチャアキ 海を行く」と言った方が伝わりますね!

伝わらないですね。

ヒョロいシンセスコア、遅い展開、
エロもグロもないチープな映画ながら、
70年代の空気を強烈に醸し出す映像に、
何とも言えない心地よさをおぼえまして、
「感想聞かせて」と言われましても、
「あぁ~」と白目で唸るだけでございます。

元祖「仕事を選ばない男」
ジョン・キャラダインが出てる時点で
「そういう映画」となってしまいますが、
こんな映画でもやはり
ピーター・カッシング先生の
カリスマ演技は素晴しく、
「小銭稼ぎ」以上の仕事をしております。

撮影期間は35日間との事ですが、このお二方の拘束期間は4日間で
ギャラは一人5000ドル・・。

そ、そんなモンでいいんスカ!? カッシング先生!!

ケン・ウィーダーホーン監督の代表作は
言わずもがな「バタリアン2」ですが、
ワタシ的には「カリブ・ゾンビ」の
ケン・ウィーダーホーンですわ。

ゾンビのシワシワメイクを担当したのは、
「ディレンジド」「死体と遊ぶな子供たち」の
アラン・オームズビー!

脚本は「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」の
プロデューサー、
ジョン・ハリソンがケン監督と共同執筆。

編集に「エクソシスト」のノーマン・ゲイ!

さらにオマケはスチール撮影を担当したのは
若き日の「C級巨匠」フレッド・オーレン・レイ!!

ナニゲに凄いメンツで作られてるんですよw

みなさん「小銭稼ぎ」の仕事する中で、
1人、マジにメラメラ燃えてるヤツがいますね!

そう、フレッド・オーレン・レイ先生!

若い頃からこんな「安映画」の現場で
叩き上げられたら、
そりゃああんな「良心的」な監督に
育ちますわな! 納得! 度☆☆★!

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