空想癖のある小学生のエミリー。空想癖のせいで学校でもクラスメイトと馴染めず、相手にしてもらえません。ある日、近所の荒れ果てた屋敷のおばさんから指輪をもらいます。その指輪は願い事を叶えてくれると教えられ、友達が欲しいと願うエミリー。現れたイレーヌと言う名の女性と友達になるも彼女は他の人の目には見えず…という話。

『サウンド・オブ・ミュージック』で有名なロバートワイズの監督1作目の映画です。
前作『キャット・ピープル』見てから見るべきでしたね^^; イレーヌはどうやら前作で色々とあるキャラらしいのですが、これだけ見ると何者なのか全然わからず…。でも単独で見ても楽しめる作品になってますし、ワイズ監督だけあってかなりの良作です。

友達がいない少女が、幽霊のイレーヌと心を通わすストーリー。ホラー映画ってなってますけど、呪いとか出てこないですし、全く怖くはありません。むしろ少しウルっとする良い話です。友達が欲しいのに思い通りに行かず、父親にも理解されない孤独の中で苦悩する児童心理。そして、イレーヌと触れ合う中でエミリーの成長と親子の再生が描かれています。認知症により崩壊してしまった親子と主人公親子を対比させて、ラストの再生シーンの感動を際立たせてますね。

ジャケ裏に「悪夢の世界に誘う」とか怖そうなこと書いてあるのに、全くそんなシーンはないのは何なんでしょうね^^; タイトルも完全に内容と合ってないですし。そもそもキャットピープルが何なのかもこれだけ見ると全くわかりませんし。全く怖くない感動作なので、ホラー苦手な方にもオススメです。

• #ホラー映画と怖い映画

私事でバタバタして、暫く映画観て無かった（笑）
久々にレビューと思ったら……な、な、何と⁉　ドラマ登録ですと！　素敵じゃないですか（笑）
ソレはさて置いて、レビューします。

古典ホラー『キャット・ピープル』(オリジナル版)の続編で、少女エイミーを主人公に描かれる家族物語。

ホラー区分だけど、恐さは有りません。
『ウィラード』と『ベン』の様な感じですね。

前作の『キャット・ピープル』を観て無くても、あらすじ程度を知っていれば何とか観られます。
私も前作観てませんでした（笑）

意外な人が監督してたんですね。

「ウェスト・サイド・ストーリー」「サウンド・オブ・ミュージック」のロバート・ワイズ監督デビュー作品。（ガンサー監督が途中降板してバトンタッチしたとか）

シモーヌ・シモンの「キャット・ピープル」の続編て事になってるものの前作のキャラクターや設定を受け継いでるだけだった。タイトルからして騙されそうだが、これは独立した作品と捉えるのが正解かも知れない。屋敷ホラーとしてのドロドロした雰囲気はマニアのツボを突きそうだ。（でもどちらかというとファンタジー色強めに見える）

終盤の階段での影使いが絶品。階段下からじわじわ歩み寄る〝女〟の表情、そしてそれを待ち受ける少女の表情に注目だ！

この少女をとりまく大人たちの言動には問題あり！と感じたが、そこをサラっと流されてしまうのがくすぐったい。彼女は〝変わり者〟と呼ばれてるけど、正直、普通の女の子にしか見えなかった。少女を孤立させているのは〝変わり者〟だからではない。この辺しっかり掘り下げて描いたら、とんでもない傑作になりそうだが
、、

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