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『カラカラ』に投稿された感想・評価

何かを始めるのに遅すぎるという事はない。 気づかないうちにカラカラと音をたてていた僕の心は
エンドロールが流れた時、すっかり満たされていました———梅沢富美男(俳優)

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映画とは人が作るものである。
クロード・ガニオンの作品を観る度にそのことに気づかされる———岩井俊二(映画監督)

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人間とは、つねに青臭く、
死ぬまで未来を探しつづける生き物なのだ。
ピエールの出した答えに、私は共感した———宮田珠己(旅行エッセイスト)

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沖縄ののびやかな情景、
ゆるやかな人の空気感がなんとも魅力的。
人生、たまの脱線もいいもんです。
これを観て、さあ、旅せよ大人———山田静(ひとり旅活性化委員会主宰/旅の編集・ライター)

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“大人の家出”賛成!自分を好きになるために、旅に出よう。
未知の土地で、人と出会い、呑み、笑おう。
一歩、踏み出す勇気を!———たかのてるこ(旅人・エッセイスト)

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ガブリエル・アルカンは
期待を裏切らない繊細をみせてくれた。
工藤夕貴も我々に美しいコンポジションを提供する。
『カラカラ」は素晴らしく美しい作品だ———ラ・プレース紙

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ガニオンが描く日本は理想的な美しい自然と、
古風な伝統工芸に彩られている。
それはグローバル化を離れ、 文化的アイデンティテーに関心が向くようになった現代を
如実に反映している———バラエティ誌

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感動的だ。 この節度があり感動的な美しい映画は、
ガブリエル・アルカンの強いパフォーマンスによるところがある———モントリオール・ジャーナル

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回り道の価値はある。 工夕費はのびのびとした演技で、時にはたくましく、
また繊細なエネルギーを発散している———ル・ドゥヴォワール紙

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エンドロールが終わっても、長い間あなたの心にのこる作品だ———ガゼット紙

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心が動かされ、老いについて考えさせられる———ヴォワール紙

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odyss
1.5
【薄っぺら】

期待して見たけれど、薄っぺらな映画だったね。がっかり。

どうして薄っぺらかというと、主役二人の抱えている人生の悩みがちゃんと描かれていないから。工藤夕貴は夫が絵に描いたようなDV夫というだけだし、ガブリエル・アルカンのほうは話だけなので、家族の不和の実態がさっぱり分からない。

人生に傷ついた二人が沖縄の自然や地元の民俗的な工芸などにより癒やされる、という筋書きのつもりだろうけど、途中かなり無理が感じられる。

例えば、アルカンは菜食主義者だという設定だけど、宿に着いて食事が出てからそれを言い出すって、ふつうナイでしょ。あらかじめそう伝えておくものでしょ。また、工藤夕貴は、作った人に悪いからといって、菜食主義者に無理矢理肉を食べさせるんだよね。これって、DV夫が自分にやってることと変わりない、って思わないのかな?

そもそも、工藤夕貴はカナダからやってきた老境の男に自分が今抱えている家庭の問題をかなり押しつけている。身勝手女なんだよね。アルカンは一度は逃げだそうとするわけだけど、結局工藤に付き合ってしまう。かわいそう。

かわいそうではあるけど、しかし逆に工藤夕貴はかなり早い段階でアルカンにセックスを・・・・なんですよね。ちょっと早すぎない? 日本の女はすぐ落ちる、というイメージを生みそう。しかもセックスの途中であられもない大声を上げるし。何やってんだ、と言いたくなる。

映画の中で出てくる基地問題にしても、本当にまじめに考えてるとは思われないね。

基地があるのは単にアメリカのエゴのためだけじゃない。第二次大戦直後ならソ連を中心とする共産圏と西側自由主義諸国との対立という図式があり、そうした中でユーラシア大陸の東側に近い沖縄に基地が配備されたわけだ。それは韓国やドイツなどにもアメリカ軍基地が配備されたのと同じことだし、逆にソ連だって東欧の衛星国だとか、北朝鮮や中国、(昔の)北ヴェトナムなどに軍事的援助をしていた。

そして今なら中国と日本が国境ラインをめぐって争っているでしょ。そのような国際的状況があってアメリカ軍の基地があるという構図なんだけど、そういう政治的な問題にまったく言及せず、単に情緒的に基地は嫌だ、マイケル・ムーアに連絡する(ここ、笑いました)って、はっきり書くけど白痴かと思ったね。

まあ、カナダ人が沖縄のおかれた地政学的な状況を分からないのは仕方がないかも知れないけど、日本人が分からないんじゃ救いようがない。それに、沖縄の人たちが基地を嫌っているのは半分の真実ではあるけれど、基地のおかげで経済的に助かっているというのも残り半分の真実でしょう。表面だけなぞって物事が分かったような映画、作るな、っていうの。

この映画で見るべきところは、工藤夕貴の熟女ぶりですかね。昔は少女っぽいというか、子供っぽいイメージが強かった彼女だけど、いまや42歳、いい女になってきたね。もともと子供っぽかったせいか、実年齢より若く見え、30歳と言っても通りそう。もっとちゃんとした映画に出て魅力を発揮して欲しいな。
序盤のカナダ人の巨根に悶える場面しか覚えてない。寝ました。